いま、君の目に映るもの
いま、何が見えていますか?
レンタルなんもしない人の台本ですか?
ゴチの企画書ですか?
ネタパレやソレダメの資料ですか?
ミュージカルの台本ですか?
この仕事が好きなあなたの目に映るものは、あなたの活動の輝かしいものであって欲しい。
ついにそう願うようになってしまった。
何も思わなかったわけではないけど、何かを言うほど自分の腹に揺るがぬものがあるわけでもなくて、これはやりすごすべきかもと思っていた。ペンライト眺めたりUR大合唱に涙したり、ミュージカルはどうやって応募したらいいかなって悩んだりananの大変な表紙を見て乱れ打つ心臓を宥めたり、まあそれなりに色々と忙しかった。
増田さんも、ゴチで100万円取ったり新たなナレーションの仕事が決まったりして充実しているように見える。
歯車が噛み合わなくなったのは月曜の夜からだろうな。
ゆっくり慎重に噛み合わせていた歯車は、ほんの数秒の映像で噛み合わなくなるらしい。
ほんの数秒の動画だったとしても、「この企画のためにツアTリメイクする増田さん天才!!!!!」と騒ぐし、誰かが見つけたクローバーのネックレスの写真と思しきものをリツイートしてのたうちまわる。
これが私の通常営業。
しかし、いつもならお祭り騒ぎで始めるツイートがまるでできないどころか動画のリピートすらできない。
辛かった。3人でステージに立つ姿を見てられなくて、増田さんの笑顔が辛かった。
自担の笑顔がキツいと思うなんて、自分は最低だって思った。
増田さん…というかコヤマスシゲの3人は今のNEWSにできることをやる意向を先月から表明していたし、3人であることは事前のお知らせで知っていた。一回か二回くらいは、シュミレーションもした。この回数の少なさから、この案件からどれほど逃げ回っていたのかお察しなのだけど。
なんとなく背を向けていた案件に直面した時の絶望感はすごかったな。
4人でギュッとまとまるはずだったところにひとり足りない。
あんなにも見慣れた4つのシルエットは、何故か3つしかない。見慣れない。脳みそが『これはNEWSです』と認知することを拒んでいるみたいだった。
そして2年前のあの時とまるで違う。なんだ?何が違う?
耳に入ってくるどこの誰が言ったかわからない情報をできるだけ排除し、噂話に踊らされてしまう不安定なオタクの発言も全部取り払ったとしても、漠然とした“違い”は消えない。
何かが違う。増田さんの何かが。
〇〇だ。と気がつくまで少し時間を要した。
それほど私の頭にもいらん情報から受ける影響はあるのだろう。
2年前と決定的に違うのは増田さんが言った『NEWSを守ります』だと思う。
守るってなんだ?えっ何から?
時差もいいとこだろうよ、と自分に嫌気が差すが、私のタイミングは今だったようなので今更ながら〇〇と向き合って考える。NEWSは守らなければいけない状況なのか?守らないと無くなってしまうの?NEWSは続いていくものでしょう?STORYもいいタイミングを探しているだけで、いつかはやるじゃない。どうして?2年前は待ってたら全てが収まると信じてやまなかった。だけど今はどうしても崖の淵に立たされている感覚になる。
こんなこと言って不安を煽ってしまったらほんとに申し訳ない。
だけどなんだか急に目の前が真っ暗になって、増田さんの笑顔がキツいと感じる自分に絶望した。
何言ってんだわたしは。ものすごく広い意味ではわたしのために増田さんは笑ってくれてんだろうが!寝言は寝て言え!いい加減にしろ!と自分に喝を入れてもダメなもんはダメだった。
辛いのは増田さん自身なのにな。
私は過剰にアイドルを心配する言葉をネットに放り込むことを自分で許さない。アイドルを信用してオタクやってる以上はとことん信じる。アイドルの限界をオタクが決めてはいけないという自分の美学に沿って生きてる。まあネットの海以外では死ぬほどいうけど。心配症だから。
でも今回は言わせてもらう。
絶対辛いのに、NEWSにできることを全うするため、笑顔で、しかも1人、それもいつでもどんな時も相方として君の隣にいたはずの相方が欠けた状態でステージに立つ君は、どんな気持ちで歌を歌ったのだろうか。
本来ならいるはずの、私たちもいないところで歌う歌は、君の耳にはいつも通りに聞こえた?そんなわけないよね。
想像しただけで頭をシャットダウンしたくなる。緊張も孤独感もあったかもしれない。まだ全貌が見えないので滅多なことは言いたくないけどきっと歌割も変わった。歌割が…変わる…。
NEWSにとっててごちゃんの声が無いこと、てごちゃんベースで年々キーが上がりまくる楽曲をてごちゃん抜きで歌うこと、外部向けとも言えるチャリティーコンサートなので恐らくメジャーどころのセットリストが組まれているだろう。つまりNEWS担でも耳馴染みのあの曲やあの曲が、未来が見えない状態で不可抗力のRepresentされてしまうこと。書けば書くほどもうやめたくなる。
そして無力だなあと思い知る。
クローバーの歌詞にこんなフレーズがある。
『優しい君が探してた場所が 僕らの愛したここだといいが』のところ、わたしはすごく好き。
増田さんが書いたパートなのだけど、わたしの解釈では“僕らの愛したここ”にきっとコンサートが含まれる。そして“僕ら”は紛れもなくNEWSちゃんたちなのだろうけど、わたしは、私たちファンも含めた“僕ら”なんだって勝手に思ってる。
ものすごく自惚れた話をするけど、わたしは観客もコンサートの一部だと思ってる。
歓声やペンライト、一緒に踊ったり、私たちは特に歌うパートも多い。そしてステージに立つNEWSちゃん。それら全部が合わさった時、完全な状態のコンサートが生まれると思っている。今回の配信は粋な演出が多く、客席にはペンライトのような装飾が施されており、まるで制御されているかのように色が変わる。
だけど、お客さんがいないから歓声が、無い。
『コンサートはするのも見るのも好き』と豪語する増田さんが、お客さんがいない、完全でない形のステージに立たなければいけないこと。
そして、もしかしたらアイドル人生で5本の指に入るくらいしんどいかもしれないこと。
1番肝心な時に歓声をかけてあげられないということ。確かに手紙を書くとか、気持ちを伝えられる方法が無いわけではないのはわかってる。
ただ、コンサートのエネルギーを信じる人が、ペンライトの海の美しさを知る人が感じる孤独はどんなもんなのか。計り知れなくて怖い。
クローバーの歌詞はこう続く。
『誰かを傷つけるヤツから ただお前を守れる言葉が
いつでもいつもここに来て、
俺に甘えていいんだよって伝えてあげたいだけなんだ』
できることならそっくりそのまま君にこの言葉を返したい。
笑っちゃうくらい無力なオタクだけど、誰に指をさされようとも君の味方でいるよ。
もう祈るくらいしか思いつかないんだ。
何を祈ればいいのか、どうなればいいのか、そんな難しいことは何もわからない。
ただ今は、君の目に映る世界が少しでも希望のある世界であれと願うだけ。
装苑を片手に過ごす三度目の夏がやってきた。
2017年夏、初めて特集してもらって以来恒例となりつつある雑誌・装苑の衣装特集。
NEWSのコンサート衣装はメンバーである増田貴久がプロデュースしていることから、増田さん本人の着用グラビアとインタビュー、全メンバーの全パターンを掲載してくれる、とってもありがたい企画。
昨年春に装苑での連載MFBB*1が始まってからは、こちらのコーナーで特集を組んでもらっているが、今年もやっぱりすごかった。
今ツアーWORLDISTAの衣装といえば、衣装そのものへの愛着や印象もあるが、増田さんがツアー初期からよく口にしていた「今回の衣装のテーマ」というワードが引っかかっている。
悲しいかな、私は増田さんの思考を先読みするのが大の苦手だ。彼の発言や行動を見て、認めたり褒めたりするのはかなり得意なのだけど、増田さんの頭の中は私の何千倍もの規模で展開されているので絶対に先読みはできない。これはもう何年も前から諦めているので、彼の口から出てきた情報がすべて。あとは私の憶測で情報を補うというのが私と増田さんのスタイルなのだ。
なので、今回の衣装に明確なテーマがあることを明言していたけど、ツアー中にどこかで何かの拍子で口にするような人ではないし、ツアー終了後にラジオあたりでポロっと言えば良いほう。テーマを明かさずに終わる可能性も十分にあるな。ととにかく自分を期待させずにいた。予想を口にするにはあまりにも野暮だと思ったしどうせ当たらない。知らん顔して過ごして、万が一公式の情報が出たときは大いに盛り上がろうと心に決めていた。ここまで思いつめる時点で相当知りたがっているのがバレバレなのだけど。
そして装苑発売前、公式HPに掲載された一文を見てきょとんとしてしまう。
MFBB Vol.09 「NEWS LIVE TOUR 2019 WORLDISTA」
増田貴久が手がけた「WORLDISTA」ツアーの衣装
今月号のMFBBは、衣装特集内での拡大版!
ファッション好きが高じた増田貴久さんが手がけているNEWSのツアー衣装ですが、5月に終えたばかりの「NEWS LIVE TOUR 2019 WORLDISTA」の衣装を実際に着用していただき撮影しました。アーティストのKOUさんによる、増田さん撮り下ろし写真のアートワークも要チェックです。そして今回も、すべての衣装を、増田さん本人の解説つきでご紹介!装苑で初めて語ってくれた、今回のツアー衣装のコンセプトとは? どうぞお楽しみに!
そうか、装苑で語るつもりだったのか…連載…というか自分の持ちうる仕事すべてに愛を持って接する人だもん、大切な大切なMFBBになら話せるってことね…ほんとにこの人は…何度惚れさせてくれるつもりなんだろうか。
発売前からこんな具合でうっとりしていた。
さて、いざ装苑を手に取る日がやってきた。
一年のうちに発売される大量の雑誌の中でも、装苑の衣装特集とマスタイリングの周年ブックに相当な熱量を注いでいるので早売りを踏むなんてヘマはもうしない。今年もまっさらな状態で一ページ目と向き合うことに成功した。
赤い馬(グラビア)
これはお呼ばれした特集ではなく、あくまでも連載での衣装特集だということを証明するかのごとく、右上に鎮座するMFBBのロゴ。それだけでもこみあげてくるものがある。
このページを開いてまず目に飛び込んできた情報は赤い馬だった。
赤い馬!!!!!??????あれは馬の尻尾だったのか…
WORLDISTAの数々の衣装の中で、私が最も愛した衣装はこの衣装だった。
インビジブルダンジョン歌唱中、足元で揺れる毛束は長い髪を束ねたように見える瞬間があったし、I・ZA・NA・I・ZU・KI の時はまるで狐の尻尾だ!とたいそう盛り上がった。のに。
まさか馬だったとは…だって演出に馬要素あったか…??これだから増田さんの頭の中はわからん。わからんからこそこんな風に答え合わせする夏を楽しみに生きているのだ。増田さんが馬だっていうなら馬なんだろ、了解した。これは赤い馬でした。
赤・尻尾・サテンの三大要素が頭にこびりついていたので、
メンズ服ではあまり使われない風合いのあるツイードを用いて、細部にサテンやチェーンをついけています。
といわれるまでツイードにはまるで気づけていなかった。なるほど確かにレディースのお上品なコートに使われていそうなツイードだ…
赤い馬、もちろん尻尾が私の心をわしづかみにしていたけど、何の気なしに足元を見て「ひっ!」という声が出た。パンツの足元を縦に走るファスナー。しかも内側に。
きっとこの写真を見なければ気づかなかったと思う。アリーナ最前席だったとしても、きっとお顔ばかり見てしまって気づけなかった。誰も気づかないような細部にまでこだわってファスナーをつけるのが増田貴久というアイドルなのだ。ほんとうにこの人の洋服への情熱は計り知れない。気づいてほしくて付けたんじゃなくて、付けたほうがバランスがいいとかそんなところだろう。
しかし、このパンツは裾に行くほど細くなるデザインだし、この衣装を着て足元をずぶぬれにさせる演出の後で早着替えしなければならないセトリだったので、濡れて張り付いたサテンのパンツを早く脱ぐためという実用的な理由も大いにあると思うのだけど。そのためか、その直後にソロがあった増田さんとその次にソロの順番が来る小山さんの足元にしかファスナーは確認できない。
ヒョウ柄(グラビア)
通称増田レギンスガチャ。入れなかった公演の増田さんソロ衣装の袖の有無とヒョウ柄衣装のレギンスの有無を確認しあうのがツアー中のお約束だった思い出。結局法則性は見いだせなかったのでお洗濯のターンか増田さんの気分次第だったのでは?ということで幕を閉じた。
ヒョウ柄衣装といえばwonder→SPIRITのフード芸。FIGHTERS.COMからフードかぶりっぱなしでwonderまで踊り続け、SPIRIT前の一瞬でフードを脱ぐんだけど、そこからの表情がまあーーーーー素晴らしかったな…分厚いガウン羽織ってくれてありがとうって思ってた。
黒い鳥(グラビア)
このページで私はまたしても変な声を出すことになる。
青い羽根が生えたかわいい鳥のイラストの中で黒いレースのガウンを揺らす増田さんのお写真。
そして衝撃のト書き
幾重にもなるレースで描いた羽根。黒い鳥を模したマント
マジか。これ鳥だったんだ…????私含め、このガウンは通称黒レースの呼び名で通っている。この数年しか見ていないが、増田さんがレースを使うイメージがあまりなかった。だから、黒レースを羽織る直前、パンツとTシャツの時点で、パンツにレースがついているのを見つけたとき、「レースか…珍しいというか、あんまりイメージなかったな…」と思いながら見ていたのだけど、ガウンを羽織った瞬間に納得した。遠目から見てもわかるくらい、いろんな種類のレースを何重にも重ねてNEWSっぽさを演出し、増田さんお得意のパッチワーク風に仕上げている。そして増田衣装の真骨頂、布が舞う作り。黒レースのファンはとても多いし、今年のMUSIC DAYでこれが採用されたのは、ある意味必然だったな、と当日の放送を見て納得せざるを得なかった。
たくさんの煌びやかな衣装を身にまとったキラキラジャニーズアイドルたちの中に、珍しくおとなしい色使いで紛れ込むNEWS。
だけど重ねたレースがどのグループよりもドレッシーだったし、あえて黒をメインにしたスパンコールの煌きは際立つものがあった。
着やすい衣装ではなかったけど、動くたびに風を感じて表情が変わるのが魅力ですね。
とあるように、アリトロのてすりにレースが引っかかって上手に着れないテゴちゃんをメインステージでお手伝いしながら着せてあげる増田さんを見れた、大変大変ありがたい一着でもある。あれはいいテゴマスだった。
動物柄(グラビア)
通称くまちゃん。くまちゃん衣装で通じるので困ることはなかったけど、実はくまちゃん以外にもたくさんの動物がプリントされている。
初見のインパクトがめちゃくちゃ強いのにバラードが続くという情報量の多さが病みつきになる不思議なブロック。だけどそれがどことなくNEWSっぽくてすごく安心する。
この生地をオーダーできるのって増田さんくらいでは?と本気で思うし、共通項は動物だけで、四人の衣装がバラバラだったのが見てるだけで楽しかった。
ある意味一番NEWSらしい衣装だったなあとみて納得した。かなり耐性がついているのでこの程度じゃ驚かない。素直に「かわいい!!!!!」と受け入れることができるくらいには増田さんの作る衣装を愛してる。
インタビュー
前もって断っておきたいのだけど、たぶんここからは過去最高の熱量で増田さんの衣装の話をする。驚きと感動と納得が一気に押し寄せてきて、途中で読めなくなってしまうくらい、決して長くはないこのインタビューからいろんなものを受け取れたので。
そもそもWORLDISTAとは
NEWSとの旅は、場所から端末へ。
今回は、あるひとつの端末(アイギア)から物語が始まります。
最高の音楽体験と、圧巻のエンターテイメントがここにある。
目をとじて、想像してみよう。
きっと、世界は、想像を超える。
ようこそ、WORLDISTAの世界へ。
そこは今までになかった仮想空間。
ワールディスタのアイギアを着用するだけで、本当にその世界に入ったような感覚になります。
そこには季節があって季節がない。
毎日がクリスマスになったり、今すぐ好きな人に逢いに行くこともできる。
車で空を飛んだり、船で道を走ったり。
世界規模のレースをしたり、空想の森でゆったりしたり。
楽しみ方はプレーヤー次第。
参加したみんなひとりひとりの発想を、一つの空間で共有する。
作ったのは、日本のネオエレクトロニックワンダーステイト社。
くしくも今回は、バージョン10の発売日。
N.E.W.Sの新感覚体験。
そこは、想像を超える場所。
きっと最高の体験になるでしょう。
アイギアを装着すればどんな所へも、どんな時間にも飛んでいける、会いたい人にも会える。
そして私たちはWORLDISTAの世界でWORLDISTAカップに出場した、というのが自分なりの解釈である。
なのでアイギアさえあればなんだってできる。NEVERLANDの世界に行ったり、EPCOTIAのように宇宙を旅したり。
で、増田さんの考えるWORLDISTAにいたのは、たくさんの動物だったとのこと。勘のいい人なら、赤い馬、ヒョウ柄、黒い鳥、動物、が並んだ時点で気づくんだろうな。私は鈍いからこの一文を見て「ひゃ!?」って言ってしまったのだけど。
今回の衣装のテーマは動物だったとのこと。なるほど、確かにここまでのグラビアの情報をまとめると動物だ…それもWORLDISTAに動物がいるという着想から生まれたのか…この無限に広がる彼の脳内に惚れすぎて嫌気すらさしてくる…この人の発想の柔軟性、そこからデザインを広げていくセンス、完成したもののクオリティ、あくまでもテーマであって、動物を全面に押し出すわけではないと明言するだけのことはあるなと感じさせる細やかにちりばめられた動物につながるヒントたち…。
別に増田さんはテーマを隠してたわけでもなければ、こちらになぞなぞを投げかけたわけでもなく、ただ彼の思うWORLDISTAを表現しただけなのだろうけど、彼の衣装を愛するものにしてみれば、こんなにもきれいに点と点が結ばれると気持ちがいいし、それをつなげてくれているのが他でもない衣装の作者であり自担なんだからこんなにありがたいことってあるかな…って思う。
赤い馬担なのでここから怒涛の情報量で赤い馬の話がされて本当にうれしかった。
尻尾の長さや毛色が違うのは何度か見て確認していたし、このあとでゆっくり触れるつもりだけど、
メンバーの髪の色に合わせてみたり、雰囲気に合わせて一番なじむように決めました。
の一文でどれだけ私が沸いたことか…毛色と毛の長さ(特にテゴちゃん)があまりにもドンピシャすぎるのも、この衣装が好きな理由だったから。
増田さんは知ってか知らずか「私の思うNEWSのメンバーに似合う色」を正確に突いてくる。彼くらいのセンス・情報量があればぱっと見ただけでピンと来るのかもしれないけど、この毛色はあまりにも私の思うNEWSに似合う色と一致させていて、四人の毛色が違うとわかったときはすごく感動した。
なので増田さんの口から増田さんが色を決めたと言ってもらえてすごくうれしい。そこは本当に知りたかった部分なので。
成人男性の肩から床につくくらいの毛束を作る大変さは、ド素人の私でも安易に想像がつく。案の定たくさんの試作品を作ったとのこと。マジでお疲れ様です。そうやって時間をかけて作ってくれたのわかってるから、私もあの毛束に惜しみない愛情を注げるんだよ。増田さんも気に入ってるって教えてくれてうれしい。一緒だね。
この話は触れるかどうか迷ったけど…本人が言ったので解禁していいかな。
床につくくらい長い尻尾がついた状態で、インビジブルダンジョンのすり足で下がっていくダンス。踏んでもおかしくないな…とは思っていたけど、まさか増田さんが踏むとは思ってなくて、かなり驚いた。
当日は現場にいたからどんなレポが回ったのか把握してないし、どうせ話は誇張して伝わっていくだろうから、必要とされるまでは黙ってようねって当日一緒にいた増田担と決めてた。装苑が発売されてから、また大きくなってちょっとねじれた情報を見かけたので私の見たものを話したい。
インビジブルダンジョン終盤、メインステージでJr.と一緒に踊って腰を低くしたとき、バランスを崩して手をついたので、マイクが床にぶつかる「ゴン」という音を拾った。その後も歌っていたのでマイクが折れたのがどの程度かわからないけど、隣にいた友人に「増田さん転んだ!」と言っても「え?うそ?」といった具合だったので、あの場にいた全員が気づくようなレベルではないと思う。友人は自担を見ていたので全体を見ていたわけではないのだけど。
その後のI・ZA・NA・I・ZU・KI で後姿を見たとき、尻尾の付け根(Dカンのあたり)がひっぱられたように後ろの襟が下がっていたのを見つけてやっと尻尾を踏んだんだなって気づく程度。
これに関して
尻尾があることで体の使い方が変わったり、尻尾を動かしたり、みんなのパフォーマンスの仕方が変化していたんです。この衣装から、いつもと違うパフォーマンスが生まれたのうれしいですね。
と言及している。「尻尾を踏んで危ないから短くしよう」じゃなくて、尻尾を踏まないようにした結果違うものを引き出せてよかったって思えるところに、この人のプロ意識とこだわりを感じる。ほかのメンバーも尻尾で遊んでくれたりして私をたいそう喜ばせてくれたので、四人の総意でそうなったと信じたい!
動物柄はアーティストのKOUさん作とのこと。お二人は普段から交流がありそうな雰囲気だし、増田さんもオリジナルの生地を使って衣装を作ってみたかったと言っているし、これは今後も何かしらでお二人の作品が見れたりするのかなと期待してしまう。
生地から衣装を作る実績を得た増田さんが、Storyでどんな衣装を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ない。
衣装詳細
- 2.パンダ
インタビューで「テーマは動物」と衝撃的事実を発表され、一度本を閉じ、大きく息を吐いてから気づく。「じゃあ序盤のつなぎ衣装はなんだったんんだ?」インタビューを読み切らないうちにそっと隣のページに目をやって、さらに大きく息を吐く。ああ、そーゆーことか……
DEAD ENDの「空飛ぶ車」から着想したレーシングスーツをWORLDISTAのテーマの動物に落とし込むとパンダが出来上がる……
文字だけじゃ意味がわからないな、でも見たら即納得できる。これは紛れもなくパンダだ。
メンバーカラーでも何でもない、何の由来かわからない配色だな。と思っていたメンバーごとに一色ずつ振り分けられたぱかっとした色。肩から袖口、ひざ下だけがカラーリングされていて増田さん曰く配色がパンダ。
どうしたらそんな柔軟でかわいらしい発想になるのか教えてほしい…簡単そうな連想ゲームのようだけど、あまりにもレーシングスーツとして完成しているし、まさかパンダをテーマにした衣装が出てくるだなんて思わない。少なくとも春の私は一ミリも思っていなかった。じゃあ私はパンダのNEWSくんたちとUR歌ってたの???なにそれかわいいやら愛おしいやら。手持ちのポジティブであたたかい感情全部使っても足りないくらい、何とも言えない気持ち。天才だよ増田さん。
たくさんつけられたワッペンの中に「JE」や「Neo Electronic Wonder State Inc.」「WORLDISTA」のロゴたち。
増田さんからの日頃の感謝や、作品への愛が垣間見える気がして、そんなところが好きだなあってワッペン越しに自担愛を深めていた。
いやしかし配色がパンダって天才すぎるな。何度でも言おう。後世に語り継ぎたい増田イズムだ。
- 3.赤い馬
この写真が手元に来る日をずっと待ってた。初めて見たあの日から、早く装苑で特集して…と願っていたこの衣装。とんでもない名前がついて手元にやってきた。
形、丈、サイズ感、生地の質感と厚さで似合い方も変わります。だから、それを選ぶのも楽しいし、時間をかけている部分ですね。
ステージの上でみんなを見た時に似合ってるな~って
そして数か月後にその写真をこねくり回してあれこれ好き勝手言わせていただくのが私の仕事ですね。
形、丈、サイズ感、生地の質感。四人それぞれ似合う生地の厚さすら違うのに、四人ともばっちり似合ってるし、統一感がある。メンバーに似合うものを熟知し、洋服への敬意を忘れない増田さんじゃないと絶対に完成しないNEWSらしいNEWSの衣装。
今回は赤い馬と動物柄にそれが顕著に出てる。
最近だとQUARTETTEでスーツ衣装を作ったのが最後だろうか。かっちりとしたフォーマルな雰囲気だけど、ラグジュアリーでおしゃれ。このおしゃれな感じは深い赤がいい仕事をしていると感じる。
一口にスーツといっても、ジャケットとパンツの素材、中に着たシャツの色と尻尾がついていること以外はすべて違うデザイン。
てごちゃんは異素材の襟がキュートさがあるジャケット。ポケットの入り口も同じ素材かな?
ベースのツイードの色よりもワントーン上がったピンクの襟を縁取るレザーのような黒いラインが、テゴちゃんの力強さとリンクしてよく似合ってた。ずっと白いフリンジだと思っていたフリンジがチェーンだったことに今更気付いた。布製のものではなくて金属を装飾に取り入れることによって生まれる力強さや男らしさ。本当にこの人にはかなわない。
左腕にのみチェーンがついていて、テゴちゃんが手を伸ばすとゆらゆらゆれてとってもきれい。両腕じゃなく、マイクを持たない左手に揺れる装飾をつけたことによって、腕を伸ばした時の揺れが際立つ。チェーンと言っても、チェーンの終わりも生地にくっついているので正確にはフープ状になっている。テゴちゃんの装飾は体からあまり離さずコンパクトにまとめる増田さん。さすがです。
テゴちゃんが金髪だったら本当にポニーテールみたいに見えてたんだろうなって色の尻尾は、メンバー内で唯一床につかない長さで、テゴちゃんのかわいさを加速させている。毛先が動きやすいので、Digital Loveでぶんぶん横に揺れるのがとってもキュートだった。
増田さんは黒いシャツに黒いネクタイ、そしてジャケットはノーカラー。ツイード素材でノーカラーだと女の子のジャケットみたいに聞こえるけど、赤の深みと胸ポケット含む三か所につけられたポケットのレザーが男らしい。増田さんの厚みと肩幅さえあればおおよその服は男性的になるのではないだろうかとも思うが、横一直線につけられたポケットのレザーは増田さんの男らしさを助長している。
明るすぎず暗すぎずのブラウン尻尾。増田さんがこの髪色にしたらどうなるか知ってますか?ただの爆イケお兄さんになるんですよ。マジで似合う。
なので普段は不本意に私が恋に落ちすぎないよう赤とかピンクとか黄色のヘアカラーでいてくれるんですけど、長野オーラス黒髪バージョンでこの衣装見た時はめまいがしました。絶対暑さのせいだけではなかった。はず。
シゲのジャケットが一番フォーマル。燕尾服っぽく襟も小ぶり。ポケットのレザーが増田さんとは違って斜めになっていることでフォーマル感が増している気がする。まっすぐ横向きだとカジュアルに見える。シゲに長いもの着せたい増田さんと、フォーマルで長いもの着てるシゲにめっぽう弱い私。ほんと信頼できる自担。
一見黒く見えるシゲの尻尾。増田さんのグラビアから察するに、何色かブラウンも混ざっているのだろうけど、シゲほど黒髪の似合う人はNEWSにいないのでこれも納得の配色。毛量についての言及はさすがになかったけど、身長による毛の長さを抜きにして形だけ見ると増田→加藤→小山→手越の順に毛束が変わっているように見える。
そして一番装飾もりもりの慶ちゃん。これはほんとうに私の妄想だけど、慶ちゃんがツアー中イケイケな髪色ですごしたのもこの衣装が信じられないくらい似合った要因の一つだと思う。左腕にループ状のチェーンをつけたテゴちゃんに対して、前から見るとシンプルさすら感じるシゲマス。慶ちゃんはテゴちゃんと同じような襟をもう一色追加してツートンに。さらにループチェーンは肩から背中へと這わせ、ベストまで着せちゃうてんこもりスタイル。なのにぜんっぜんくどくなかった。小山さんがその丈のジャケット着るの新鮮だなって思ったけど、中のシャツが長いので結果的にバランスがいい。慶ちゃんの体形的に肩回り盛っても大丈夫なんだろうな…むしろバランス取れてるし、動きのある装飾が顔回りに着て一番映えるのは小山さんだと思うのでほんとに天才なんだと思う。小山さんに揺れるピアスが似合う原理と同じだと思ってる。
やっぱり知れば知るほど赤い馬衣装が大好きなので、一度くらいテレビで着てほしいな。私がNEWS担じゃなかったとしても、この衣装を好きになったと思うから。
- 4.動物柄
初めて見た時、「かっ!かわいい~!!!!けどちょっと時間くれ!!!??????」と思ったほど情報量の多い動物柄。
増田さんがすごい柄の何かを着てても別にもう驚かないのだけど、めちゃくちゃかわいいクマちゃんのジャケットを着ていたらそりゃ全身くまなく見るために双眼鏡を覗く。クマだけに。クマの柄が一番大きいので、私の頭の中に残るのはいつも増田さんのジャケットとシゲの袖、そしてパンツ(とピンクの靴下)なのだけど、よくよく見たらてごちゃんもかわいいパンツ履いてた…この柄を「猫でしょ?」と言ってたてごちゃん。猫はいないけどメンバーで一番動物から離れた柄のガウン。一番細かい柄をテゴちゃんにあてがう増田さん。正義。パンツの裾をすぼめたのも正義。増田さんのパンツは裾がきりっぱなし仕様になってるのがすごくかわいかった。厚みのありそうな生地でタック入れて重そうなパンツ履いてる自担、癖すぎる。増田さんの思い描いていたWORLDISTAの動物たちはこんなテイストのかわいらしい動物だったのかなと推測する。それともいろんなタッチの動物がいたのかな?ポップなクマちゃんもスタイリッシュな馬もいた?ほんと、増田さんの頭がWORLDISTAだね。
シゲのデザインが一番カジュアルだし振り切ってポップだったのに違和感なく受け入れられたのは、袖のくまちゃんが規則的に並んでいたからなのかな。
ベストの身頃の柄の細かさ、ベストの切り替えで無地が顔回りにあったこと、袖のくまちゃんが規則的にならんでいたこと。これはカギになってる気がするなあ。
増田さんはこの衣装のコメントにこう残している。
柄のインパクトが強いので、アイテムとして、服の形は逆にシンプルでカジュアルなものにしています。服の着方としては本当に私服的な感じ。アイテムはメンバーそれぞれのイメージに近いものを組み合わせてスタイリングしています。
シンプルでカジュアル。なるほど。ではこれを踏まえて小山さんの衣装を見てみよう。
確かにカジュアルだ。白くて丈の長いロンTに、小山さんの美しい足をより魅力的に美しく包み込むスキニー。膝上にはアクセントでこの衣装の生地を巻いてある。
そしてひときわ目を引くマント。増田さんのパンツの一部とテゴちゃんのパンツとリンクする生地にテゴちゃんのガウン生地をパッチワークしたこのマントを、私は生涯語り継ごうと思う。
ほんとうにかわいかった。テゴマスシゲだけ見るととてもポップでキュート。そしてどことなくNEWSだなあと安心させてくれるような賑やかさがあるのだが、無地で余白を多めに見せる作りの小山さんのパターンが組み込まれることで一気にNEWSの年相応のかっこよさが上乗せされる。この化学反応はなんとも言えない快感を伴っている。
この衣装は10周年のポンポン衣装と色味が似ている。ただあの時はみんなベストを着ていて、四人とも一番最初に目につくのはベストだったと思う。
しかし、5年の時を経て、たくさんの経験を積んだ増田さんのこの世のものとは思えないほど美しい引き算。そしてそれを小山さんの体に託すセンス。WORLDISTA期の小山さんの爆イケヘアカラーと一番マッチした衣装だったと振り返る。装飾で足し算したり、余白たっぷりの小山さんの肩にそっとマントをかけたり。増田さんはよく小山さんのスタイルを褒めているし、私服の好みも似ているらしいので、作ってて相当楽しかっただろうなと思う。
- 5.黒い鳥
黒い鳥説明文の一番最後。ふふって笑いながらかわいい顔して言ったんだろうなって想像できる一言が掲載されている。
フードにくちばしがついてるの!見えないと思うけど(笑)、こだわりポイントです
この人のこだわり、職人気質、NEWSをかっこよく見せるという責任感、あの体からは想像できないほどかわいらしい思考回路、遊び心、妥協しない精神…
たった二行のこの文章が頭に入ってきたとたん、増田さんの好きなところがどばどば出てきて、この人を応援できて嬉しいと思った。そして改めて、こんなところが大好きなんだよ…って気持ちをかみしめた。
慌ててグラビアページに戻り、フードを確認すると、確かにフードに黒い皮のような素材のものがついている…これだ…きっとこれがくちばしだ…
このくちばしに気付いたお客さんは何人いたのだろう。くちばしのハードルを下げ、フードについていたレザーが見えていたかと質問し、ピンとくる人間はいるだろうか…。
恐らくいない。そして、こんなにもこの一文に胸打たれる読者がいても、わざわざ「これがくちばしです!」とご説明してくれる増田さんもいない。これが増田担の醍醐味。この「増田貴久から与えられる情報の余白」とうまく付き合うことができれば、こんなにも楽しい雑誌はほかにはないだろう。2年前から何度も何度も言っているが、増田さんの作るものに敬意を払えば、いろんなことを想像して楽しめる。黒い鳥はその最たる衣装だった。
グラビアでも触れたが、ガウンを羽織る前のTシャツ+パンツスタイルの時点で黒レースは始まっている。
増田さんのパンツは特にレースが多くあしらわれていてすぐに目に入る。たくさんのレースを少しづつ重ねる手法なのですごく増田さんぽい。
ぽいで言えばテゴちゃん。現場では気づけなかったけど、ひざ下に模様のレース。ゴシック調の大きなレースはいかにも「手越」。
思い切りシンプルに振ったシゲに対し、赤をおおくあしらった小山さん。
ガウンもかなりいろんな種類のレースが使われていると思うのだけど、レースの種類でバランスや重心が変わるのがすごく面白い。
目の細かいレースをベースに、肩や背中から赤や白のレースを垂らし、重心を上げたてごちゃんに対して、シゲは目の大きいレースを腰から下に重点的に使い、ポイントとなる赤も下に向けて多く取ったのだろうか、ガウンそのものがややAラインになっている。
柔らかく繊細な印象のレースの裾がふんわり舞うてごちゃんと、目が大きいぶん少しはりのあるレースでパリッとした印象を残したシゲの衣装。
この対比がすごくおもしろい。増田さんは、シゲの裾に使われたのと同じであろう目の大きなレースを全体に使ったり、恐らくメンバー内で一番種類の多いレースを背中に背負っている。対する小山さんは背中を一直線に走る赤。黒ベースだと赤が映えて美しい。黒×赤だと重厚的な印象になったのだろうけど、レースとたくさん重ねられた生地が舞う様が軽やかな印象を植え付けていく。
ガウン自体のパターンがテゴシゲ・コヤマスでリンクしているように見えるのでこの対比を考えたが、ベース(目を引くという意味で)は繊細なレースのコヤテゴ・目の大きいレースのシゲマスでリンクしている印象。
あとはなんといってもタッセル。レースとスパンコールでキラキラした印象を与えつつも、びっしりと整列したタッセルがまたゴシックな印象を与えてくれる。
現場では印象的なことしか覚えていなくて、つい赤い馬の話をしてしまいがちなのだけど、こんなふうにまじまじと見せてもらえるとこの衣装の奥深さが美しい…
- 6.ヒョウ柄
NEWSはメンバー全員が顔面の美しさでヒョウ柄を着こなせるグループだといつも思っている。NEWS×ヒョウ柄といえば真っ先に思い浮かぶのはWHITEのヒョウ柄ジャケットだろう。スタッズとファーでゴリゴリ盛って、当時NEWS担ではなかった私のハートすら射止めたかわいい衣装。
大人になったNEWSが着るヒョウ柄衣装はふわふわファー素材で、増田さんが大好きなパッチワーク&ワッペンが盛り盛り。
こんな風に、人の記憶に残るステージ衣装を作り続けてくれるからこそ、過去の衣装と比べて変わったことや増田さんの好み、ブームなんかもなんとなく透けて見えたりする。作り続けてくれることの恩恵は、この衣装たちが役目を終えて、ゆっくり休んでいても止まらない。そうやって考えてみると、今回の動物柄の小山さんの引き算は過去類を見ないほどの引き算なのではないだろうか。
同じステージに立つ同じグループとして同じ衣装を着る。という概念は増田さんはおろか、もはや私にすらなく、一つ一つが独立してかわいい・美しい。それでいて四人が並んだ時、しっかりとNEWSに見える。これが増田さんの作るNEWSの衣装。
このヒョウ柄衣装のように、全員が同じものを着ていても、全員着丈がバラバラで、一番体形が美しく見える丈に設定されているのは、やはり増田さんの積み重ねてきた経験と観察眼のたまものなのだろう。
やっぱり私は増田さんの作る愛情あふれた衣装が好きで、それをまとってステージに立つ彼のことが大好きで大好きでたまらない。
- おまけ トップガン
まさかトップガン衣装まで載せてくれるなんて思ってなかったので相当うれしい誤算だった。
この衣装を作る前に、ライブで曲を初披露した時に着ていたのが「黒い鳥」の衣装だったので、その黒、白、赤を使って色のバランスを変えて作りました
とあるように、黒い鳥とトップガンはリンクしている。
メンバー自身が衣装を手掛けていること、そしてツアー中に新曲発表の場があったこと。いろんなことが重なって生まれた愛おしい衣装。
この衣装を着て音楽番組にたくさん出る姿が誇らしくてたまらなかった。
これからもできるだけ…増田さんが作りたいなって思う限りは、衣装を作り続けてほしいと思う。
何が起きたって私は増田さんを裏切らないし、増田さんが生み出したものを愛する自信がある。現に私だっていろんなもの乗り越えてこのブログを書くに至ってるし。NEWSを、NEWSのステージをこんな風に彩ることができるのは、世界で増田さんしかいない。いつも素敵な衣装を見せてくれてありがとう。とっても楽しいし、きれいだよ。そしてこれを生み出した増田さんを誇りに思うし、大好きだよ。
これからも目と耳両方で私を楽しませてね。
初めて増田さんの作った衣装を特集してもらった年から、衣装特集の回は必ず複数買いしていて、ブログを書くために眺めるファイリング用と手を付けずに本のまま取っておく保管用がある。保管用の装苑も三冊になった。これは私の宝物。
これからも毎年一冊ずつ、保管用の装苑が増えていきますように。
*1:増田貴久のファッションバカ万歳!
嵐とNEWSのオタク、アルバムKing & Princeを買ったら寝れなくなった
先週、MUSIC DAY 2019放送終了後、レコーダーを空けるため、すぐ編集作業に取り掛かった。
いつもなら年単位で寝かせるところだが、数年ぶりに自担のドラマ出演が決まっているため、時間のあるときにさっさと編集しないと追いつかない。
自担Gのトーク+歌唱部分+シャッフルメドレーのみを残し、他のジャニーズグループはバッサリと削除する。何年もこのスタイルだ。
しかし、今年の私は少しだけ魔がさしたようだった。SexyZoneが披露したのは、去年放送されたドロ刑主題歌「カラクリだらけのテンダネス」。トンチキとカッコいいが融合した、まさに(私的)ジャニーズ王道ソングという感じで大のお気に入りである。せっかくだからこれは残しておくか。セクゾが残った。ここで少しだけ他Gを残すハードルが下がってしまう。
その後は自担Gを残し、次に直面した問題はKing & Princeである。
実は6月、美STという雑誌の表紙を見かけてから平野紫耀くんをずっと気にしていた。
2パターンの表紙で売り出したこの雑誌は発売日前の時点でネット品薄状態を作り出していた。ちなみにこちら。
そりゃ売れるわ。
なので、テレ東音楽祭の時に見かけてカッコよかったアルバム収録曲、MUSIC DAY でもやるかな??
とほんのり期待しながら見てると、まんまとやってくれた。それがNaughty Girl。
テレ東音楽祭はバッサリ編集したのだけど次はちゃんと見ようと心に決めていた。そして、ちゃんと見たらめちゃくちゃかっこよかった。
どんなに売れてもデビュー2年目。まだ若いしこれから沢山素敵な楽曲に触れて、自分たちのスタイルを確立させていくのだろう。今はその途中なのだから、Jr.色の濃いトンチキ明るい楽しい曲を歌ってればいい。そんな私の認識の甘さが今回こんな結果を招いてしまった。
実際にNaughty Girlと向き合った私は、「ちょっと待ってくれ、なんか私の知ってる2年目とかファーストアルバムと随分認知のズレがある。」と軽くパニックを起こす。
2年目のアイドルってこんなにかっこいいアルバムリード曲選べるんです???あとさ、なんか全員ダンスちょーーーー上手じゃない!!!????でさ、ちょっと待って。平野紫耀くんのダンス、ずば抜けてなんかヤバイんですけど!!!!!
私に愛されるためにその体で生まれてきたのかなってくらい私好みの体型であの振り付けなので「わーーーい!!!かっこいーーー!!!」ってならないわけがない。Naughty Girlの見せ場として腰振り/腹チラ(チラと言うかガッツリ見せてくれてる)/肩チラが挙げられると思うのだけど、平野紫耀くんだけが肩チラしてるし、なんか様子おかしいんですよね。みんなちゃんとジャケット越しに肩を撫でる(なぞる)振り付けなんだけど彼だけジャケット下ろして生身の肩を指でなぞるんですよ。えっどうしたの????君なんか気合いがすごいね????でもその気合い、スベってないしむしろカッコ良くキマってるね!!!?????
僕はそーゆーアイドル大好物だよ!!!!!
そんなわけで即残す事を決めた。だってすごいえっちだったから。
そして更にだ。今年のシャッフルメドレー選抜にも物申したい。
なぜ増田さんと平野紫耀くんを同じチームにしてくれたんだ…。
増田さん見たさにシャッフルメドレーをリピートすると必ず「3.2.1 GO!」のタイミングで抜かれる平野紫耀くん。3.2.1のところの手の振り付けも素敵に見えてくる。そして顔がいい。
もうこんなに好きならアルバム買っちゃお…と思って詳細を調べておったまげた。
(ざっくり詳細)
- 初回A盤特典の映像、DVD盤とBlu-ray盤がある。
まじかよ嘘だろうちもそれやってくれよ!!でも車で見たいのでとりあえずDVD買いますね(とりあえず)
- 初回盤の映像収録時間がアルバム本編の収録時間とほぼ同じ
アルバム→63分56秒
特典映像→69分00秒
なんなら映像の方が長い
- 結局初回A盤何入ってんの???
こんな感じで超盛りだくさん。
・「Naughty Girl」Music Video
・「Naughty Girl」Music Video & ジャケット撮影 メイキング
・「Naughty Girl」Music Video メンバーソロver.
・「Naughty Girl」Music Video ダンスver.
・「King & Princeプレミアムトーク」~メンバーがデビューから未来の展望まで本音で語る!!~
手厚すぎだろ。
これだけ収録されてるBlu-ray盤でも4428円なのはマジで驚いた。多分6500円でも売れる。
【メーカー特典あり】 King & Prince(初回限定盤A)(DVD付)【特典:フォトカード(A5サイズ)付】
- アーティスト: King & Prince
- 出版社/メーカー: Johnnys' Universe
- 発売日: 2019/06/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
ちなみにB盤はJr.時代の楽曲が収録されたものが一枚追加されたCD二枚組らしい。
取り急ぎA盤を注文し、開封したのが昨日。
ご飯食べるのも忘れるくらい夢中で見てた。
1秒も飽きなかったし見れば見るほど新たな情報が脳内に刻み込まれる感覚が楽しくてずうーっと見てる。
備忘録を兼ねた感想を残しておこうと思う。
一年後、自分で見て面白がりたいのと、TLにキンプリ予備軍がチラホラ見受けられるのでYOUもキンプリのアルバム買っちゃいなよ!の気持ちを込めて書きます。ジャニーさん、素敵な出会いをありがとう。
「Naughty Girl」Music Video
これが見たくて買ったんだけど、ほんっっっとに買ってよかった、めちゃくちゃカッコいい。
歌もダンスも顔もいい、ダメなとこない。
セットと照明もオシャレだし、相当いいカメラ使ってるんだろうなってシーンもある。
生放送なのにあれだけのクオリティで踊ってたんだから、映像はさすがの完成度だった。
Naughty Girl、歌番組で披露されてない2番がめっちゃ難しいしカッコよかったのでここにご報告させていただきますね
— あめ (@ame_a_n) 2019年7月13日
そもそもアルバムに60分超えのDVD(Blu-rayバージョンもある)付いてるしリード曲のMVあるし、MVの中で2種類衣装あるしこの完成度だしほんとすごいな…??あとみんなダンスがいい🥺
— あめ (@ame_a_n) 2019年7月13日
最初は音楽番組できてた真紅ベースの衣装から始まるけど、曲の途中でアルバムジャケットのモノトーン衣装のカットが挟まれてる。これまたシュッとしてカッコいい。
Naughty Girl MV2番、私が岸担ならこの話一生しそうだなって岸くんがいる
— あめ (@ame_a_n) 2019年7月13日
言葉にし難い岸くんなので岸くん気にしてるオタクは買って見てくれ。
全編通して岸くんの英語の発音がすごくアクセントになってて超いい。舌が人より長いとか口腔内が広いとか、身体的特徴があの発音をより魅力的にしてる気がする。知らんけど。
そして衝撃事実。
平野紫耀くん、MVで肩出してないんですけど‼️🥺あの肩出しはテレビ用なんですか‼️テレビカメラの前でスイッチ入るアイドルは大好物ですごちそうさま‼️‼️‼️‼️
— あめ (@ame_a_n) 2019年7月13日
肩出してる!!!って認識で買ったらMVでは肩出してなかったの…
信じられないでしょ…アレ、テレビ用の演出だったっぽい…なにその精神めっちゃ好きなんだけど…
「Naughty Girl」Music Video & ジャケット撮影 メイキング
個人的に衝撃を受けたのは
岸くんの舌を自分の手で拭って乾かそうとする永瀬廉くん(事実)
— あめ (@ame_a_n) 2019年7月13日
この永瀬廉くん。
MVメイキングあるあるの、スタジオの一角でメンバーまとめられて待ち時間を過ごすのがかわいいなぁ〜〜〜。
髙橋海人くんが一生かわいい。見ているこちらがテンパるくらいかわいい。すっごいかわいいのにオタクの需要をよく理解しているのでとても信頼できる。このあと収録される一発撮りMV撮影に向けて円陣を組む?と提案する場面で「一回エイエイオーしちゃう?♡」って言い出した時は流石に頭抱えた。言うこともかわいいし声もかわいいし思考回路もかわいいので君を保護対象とする。(世界へ通達)
ソロ撮影のあと、個別で「どんなMVですか?」って問いかけのインタビューも入っているのだけど、平野紫耀くんが
「(世間にもたれているキンプリ=)王子様ってイメージを払拭したくてダンス曲を選んだ(意訳)」ってコメントを残してたのが印象的。
私は、彼らは若いし、そもそもキンプリだから、まだ王道ど真ん中を進んでいくと思っていたところでこんなにカッコいいものを打ち出してきたから、本人達の意思がどの位このチョイスに反映されてるのか気になっていたので、この言葉がこのMVに収録されるのはとても意味があったと思う。ちなみに美STでも似たようなこと言ってた。(買ったんかい)(もちろん買ったわ)(脱いでる方な)(脱いでない方も欲しい)
ただ、目指していきたい路線が明確だとしても、王道(すなわちアイドルとしての基盤のようなもの)あってこそだと思っているので、世間の抱く王子様王道ど真ん中と本人達のやりたいことを並走していけたら、本人達とオタク、お互いに満足度の高いものが作り続けられるのかなあと漠然と思いながら見てた。と言うか私はどっちの未来も見たいです!!!
ちなみに髙橋海人くんは
「お城を抜け出して、大人なパーティに出ちゃったよ♡みたいな感覚でやってた」とのこと。
尊先が増田貴久の意味を思い知ったわ。アイドルにおける尊先チョイスは【ビジュアル】や【キャラ】で決められるのかなと思っていたので、増田さんとはビジュアルもキャラも全然違うこの子が増田さんを推す理由がピンときてなかったけど、このコメントから増田ismを感じたのでとても納得した。ちゃんと推してくれてる理由があるんだろうけど手元になにも無いので全て妄想で片付けたことは許して欲しい。ゆくゆくちゃんと勉強します(多分)
この後もたっぷりメイキングが入ってて、永瀬廉くんの何でも着こなせるオシャレなスタイルおばけっぷりが見えたり、神宮寺くんなんか笑ったらかわいいし黙って立ってたら良家の御曹司って感じで素敵だし、岸くんはMVセットのライト触ってたら落としちゃって大慌てしたりでマジで飽きない。楽しい。
「Naughty Girl」Music Video メンバーソロver.
マルチアングルとかじゃなくて、ソロがそれぞれの名前で独立して存在してるヤベェブツ。ダンス見たくて買った私に手厚すぎる。これも超見てる。
- 平野紫耀くん
踊りの圧が強い。ダンスのパワーもある。魅せ方と需要をよくわかってる。あと声がいい。
横顔の向きになる瞬間に色気が最高地点に到達しているのでは?と推測しているのだけど、この色気の正体はなんなんだと思って観察した結果、おそらく首の太さが原因でないかとの仮説を打ち出した。首がすごく丈夫そうで太さがあるから、横向きになった時に見える肌の面積が多くなってとんでもない色気を放っていると思われる。首推し。で、その首を両サイド触って首(後頭部生え際)から髪の毛をかきあげる(風の)振り付けがあるんだけど、ここめっちゃ良い。おでこ出しててしっかり目にセットしてる方が好きだなあって思ってたけど、このMVみたいにノーセットサラストだとがっつりかきあげられることが判明。セットしててもしてなくても美味しい…。
- 永瀬廉くん
収録されてる順番のせいでもあるんだろうけど、平野→永瀬の順で見ると全然違うものに見える。平野くんとは打って変わって、永瀬くんのダンスはすごくエアリー。スタイルがとっても良いのでカッコイイよりもオシャレな印象が勝る。口角がキュってなっててかわいい〜。
- 髙橋海人くん
こんっっっなにかわいいのにこんっっっっなに踊れるの…!!!???海人くん恐ろしい子…
そのギャップが面白いから、海人くんはテレビで見るよりこのMVで見る方が断然魅力がわかりやすく伝わってきた。
突出したクセがないから、どんなジャンルのダンスもハマるのでは…??すごい子隠し持ってたんだね…??この先が恐ろしすぎて目が離せない子No. 1の称号をあげよう。大人になる海人くん見てみたい…。
- 岸優太くん
やった!!!岸くん黒髪だ!!!!(岸くんの黒髪推し)
岸くんのNaughty Girl、ダンスの溜めがすごく面白かった。次の拍に寄ってるとでも言うのかな…リズムドンピシャって言うよりはちょっと後になってる気がして、それがねっとりするニュアンスを醸し出してる気がする。緩急の付け方もすごい。ダンスの強さに大きな振り幅があるわけじゃないのに、力を抜くときに色気がでるなあ。あんなに爽やかな顔してちょっと粘度のあるダンスだもん、そりゃあオタクが多いよなあって妙に納得した。多分岸くんのダンスを表現するのにもっとふさわしい言い方やワードはあるはずなんだけど難しいな…ダンスをたくさん褒めたいのに基礎知識が乏しすぎて印象の話しかできない……いや、いつもこうだったわ…(全て個人の見解です)
- 神宮寺勇太くん
これこれ。大穴。神宮寺くん、お顔が良家顔(お上品)だからこんなにワイルドでエッチなダンスはどう見えるのかな…?と思ってたらこれはこれですごく映える。
体の線が細くてシュッとしてて、とてもコンパクトに、だけど確実に踊るって感じ。ダンスからも良家感が出てて上品。5人の中で一番「止め」がキマッてる。静と動のコントラストが印象に残る。途中でジャケ写衣装に変わった時、お上品な神宮寺くんがこんな…こんなやんちゃなお洋服着てる…!!!って興奮する。
「Naughty Girl」Music Video ダンスver.
メンバーソロ全員収録してもなお、まだ入れるか!?!?って驚くのがダンスver。通算7回目のNaughty Girl。でも全然飽きないので毎回ぶっ通しで見る。
ノーカット一本撮りのフルなので、今見てきた個人のダンスを踏まえてからしっかりとダンスを見比べられると言うなんともありがたい代物。これめっちゃ大事。MVはとってもカッコよく仕上がってるけど、カット割りで見えない部分がもどかしい。だけど一本撮りはダンスだけずーっと見れる!!最高すぎる有難い〜!!
多分これは円陣組んだあとに撮ったんだろうけど何回くらい撮ったんだろ??一回かな??
それにしてもMV撮ってソロ撮ってこれも撮ってってものすごい運動量だなあ………若い…。
「King & Princeプレミアムトーク」~メンバーがデビューから未来の展望まで本音で語る!!~
リビング風のセット(ソファ、テーブル、クッション)に集められた5人。ソファに座る子もいれば、テーブルを囲む子も。みんなクッションを抱えてドライベジタブルをつまみながら「あの時こうだったよねー」「あれ嬉しかったねー」って言い合う神企画。
去年一年間、自担以外を見る時間が本当に無かったので、本人達の解説付きの年表を出してもらえて正直助かった。
(うわ!この表情かわいい…!)とか(今の言い方〜!!!くぅーーー!!!)みたいなのがめちゃくちゃあるので、自分の好きなとこかいつまんで話すと
- 平野紫耀くんちょいちょい咳き込む。具合悪かったらごめんねだけど、かなり萌え転げた。
- 一周年おめでとうのホールケーキが出てきて、誰が切るのか揉める。かわいい。
- ケーキを隣のメンバーに一口ずつ食べさせる流れに。それオタクめっちゃ好きなやつだからどんどんやってくれ最高に楽しかった。
- プレートとケーキを口に突っ込まれて「おえっ」ってなる平野紫耀くん。マイクにバッチリ拾われる。
- ケーキの感想求められて、置いてあったドライフルーツを食べる岸くんがほぼうさぎさん。
- ケーキを食べさせ合う映像の需要はあると言い張る海人くん「要るの!テレビの前で黄色い歓声くれてるから!」正解すぎるこの子天才!!!!
- 平野紫耀くん「(将来的には)海外に行きたい。海外の青い空の下で歌いたい」日本も青いわ!ってちゃんと突っ込んでくれる人がいてよかった
- 岸くん「ドームでコンサートやりたい」なにそれ行きたい
- 神宮寺くん「最終的には海外に行きたいけど、自分たちのやれることをやんなきゃなって」そーゆーこと言える人すごく大事!!夢は地続き!!
- 永瀬廉くん「冠番組が欲しい」きんぷりちゃん、日テレおじさんに愛されてるからきっと遠くない将来持てるよ!楽しみにしてるね!
- 海人くん「年取ってもこのままみんなで仲良しでいたい(意訳)」泣いた
- 永瀬廉くんの仕切り力。関西ノリでサクサク進められてるし、ツッコミつつ話振りつつでとっても上手!!期待大!!
- 神宮寺くん、ケーキ食べながら喋る時にとっさに口元に手を添えたので嫁ぎたい
- 20歳のお誕生日をみんなに祝ってもらえて嬉しくて泣いちゃった海人くん。かわいいおめでとう。
- 何かを極端に貶したり強い言葉を発しないあたり、最近の子だなあと思う。見ててヒヤヒヤしなくて凄くいい。
- Jr.時代からの旧知の仲だからこそ、この安定した空気感なんだろうな。ほぼ初見の素人にそう感じさせる力は絶大なので、早く冠番組持てるといいね!
と、いった具合でこのアルバム、相当楽しいぞ。うっかり足を滑らせた感はあるけど、さすがの行動力で初期衝動を逃さず、良質な作品を入手できたこのタイミングに感謝せざるを得ない…。
まあでもここまで書いといてアレなんだけどさ…実はまだ一つもアルバム曲聴けてないんだよねえ。
DVDが楽しすぎて…CDにたどり着けない…
ただ、初回盤はいつか無くなっちゃうものなので、気になった時が買い時!!!です!
【結論】寝不足になったこと以外は買ったこと後悔してません。私からは以上です。
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凛々咲いたトップガン、ついに発売!
凛々咲いたトップガンって何ぞや?と思うけど、トップガンで一番好きな歌詞はここ。
コンサートで聞いてた時から好きだったけど、歌詞カードを見てもっと好きになったワード。
そう。一月期のドラマ主題歌であり、三月から始まったコンサートではすでに披露されていたトップガンがついにリリースされまして!!
CD屋に偵察に行ったオタクが口をそろえて「在庫が少ない!初回盤は無かった!!」と言って帰ってくるほど品薄なんだけど。(6/13現在)
CD屋の偵察ってそもそもなんなの?といった雰囲気はやや感じてはいるものの今大事なのはそこじゃない。
NEWS担はそうゆう生き物なのだ。察してほしい。
プレス数がそもそも少なかったのでは…と頭を抱えたフラゲ日だったが、ふたを開けてみると、四人体制になってから出したシングルの中でフラゲ日に売れた枚数がトップになった。かのチャンカパーナを抑えて。快挙of快挙である。
このまま売り上げ枚数をドンドコ伸ばしていきたいので、なぜこのような結果になったのかをお話ししたい。正直売れて当然なのだ。
だって作品がそもそも良すぎるし、それに付随するもろもろがヤバイ。
特典DVDにはトップガンのMVとメイキングを収録したトップガン盤。
一番のおすすめ!!
まず、私トップガンがめちゃくちゃ大好き。
どのくらい好きかというと、今までNEWS担として買ってきたシングルの中で一番好き。マジだよ。だって
- リリース時期が最高
ツアーもひと段落して、コンサートが終わったさみしさと、夏の音楽番組までの準備期間に充てられるこの時期に露出が増えるシングルリリース。最高。
- 踊りがいい
ツアー中に披露されていたので、ある程度の振りはわかっていたけど、トップガン歌衣装で踊るトップガン、とてもキャッチーでキュート!!!!
ツアー中は黒レースの衣装が揺れて美しかったけど、装飾が少ない分、踊りがダイレクトに見える。
何回か見てたら見様見真似で踊れるし、何といってもダンダダダンダンの振付。バワリーポーズ!!air:manさん楽しい振り付けしてくれてありがとう!!踊るのすごく楽しい!!
簡単なように見えて、本気で真似すると結構肩に来るので「NEWSくんは踊りなれているし、これがお仕事なんだ…キュン」ってなるのでガチで踊るのもおすすめ。
ラップのところでおててを交差させてるのも好きだし、落ちサビで超絶キュートな幼女になる振付も最高。
- 衣装がいい
トップガン/LoveStoryはどちらも増田さんが衣装担当。もう一回言わせて。増田さんが衣装担当。
白Tに「NEWS」「TOPGUN」などのテープがあしらわれていて最高にかわいい。
そして全員の手首に巻かれた、Tシャツに張り付いたものと同じテープ。私は小山さんの手首のテープが長く設定してあって、踊るたびに揺れるのが好き。MV中も小山さんの手と、このテープの見せ場があるので必見。
増田さんが衣装を考えていたとき、「似合わない人もいるかも」と全員でのパンツインスタイルを躊躇していたというのは、雑誌ラジオでシゲからタレこみがあったが、「初期衝動を大切にしたほうがいい」からと言って、全員でのパンツスタイルを推したシゲは早くマグロを釣り上げられるように私からもお祈りしておこうと思う。
ジャケットの増田さんなんか、白T、赤いワイドパンツ、ど黄色ヘアなので隣の学校のヤバイ人感がすごい。たぶん黄色い狼くらいのあだ名はつくと思う。(イエロウ)
メイキングが特にわかりやすいけど、ついにヒールのある靴をシングルで履いてしまった…全NEWS担の夢…は、言い過ぎか、とにかくめでたい。
- とか何とか言ってとにかくMVが正義。これがすべて
これらの要因すべての集大成がMV。とにかくいい。
雨に打たれたり、水しぶきを飛ばしながら踊ったり、薔薇に埋もれたり、薔薇が爆発したり(???)こんなにも非の打ち所がない…いや、すべてが何かしらの癖を刺激するMVに今後出会えるかどうか不安になるほど自分好みのものが手に入ってしまった。
なお、NEWS担になって以降「今後これ以上のものに出会えるだろうか症候群」には幾度となく罹患しているが、毎度完治しているので杞憂に終わることはすでに分かっているのだけど。
まずは薔薇。こんなにも薔薇の似合うグループがいまだかつて存在したのだろうか。
テゴシゲは「お母さんが薔薇」って言われても納得タイプ 先天性の薔薇。
コヤマスは「人格形成期に良質な薔薇と出会った」タイプ 後天性の薔薇。
そんな似合い方なのだ。(なのだじゃねーよ何言ってんだ)ってのは重々承知なのだけど、これ以上適した表現が見当たらない。一晩悩んだがこれが最適と判断したので世界に向けて発信してやる。最適と判断した頭は連日のトップガン寝不足の頭なのだけど。
さっきまで黄色い狼とか言ってた自担と薔薇についてですけど、増田さんてほんとに体のフレームがしっかりしてる。ザ!男子!って感じで、少女漫画に出てくるイケメンはだいたい増田さんと同じ肩だと思う(肩の話)
鼻筋もスッとしてるし目も時折きりっとするし、本人も意識できないようなところからして性的(男性的)なのになぜこんなにも薔薇が似合うんだろう…男子×薔薇とはまた少し違ったマッチの仕方なんだよな。というか増田さん、花(及び植物全般)が似合う。
増田さんのフェアリーでニュートラルな部分が特に植物との相性がいいのかな。最近で言うと、ジャニショお写真No.361とか装苑のボディペインティング回とか。
彼からにじみ出てる繊細さ、丁寧さがこう感じさせるのかなと漠然と思う。
FC動画で言われた通り「撮影中に居眠りしてた」らしいので少しおねむなだけかもしれないが。
薔薇のお布団から素肌をのぞかせて、メイク中のトップガンちゃん(仮名)を眺めるシーンがあるんだけど、ここめちゃくちゃしんどい。
アイシャドウブラシでアイメイクするトップガンちゃんを眺めるシゲアキが一番クリーンヒットした。しんどい。そんな顔してメイク中の女の子見るんだ、ふーーーーーーーーーーーーーーん。しんど。
薔薇シーン撮影の後、唐突に、それはもう突然に。増田さんが紺色のバスローブにその身をつつんで登場したので「ひィっ!!」ってなる。あたりまえだけど。
赤髪、のぞく素肌、その上に乗るゴールドの太いネックレス。「どうか雑に扱ってください」以外の感情必要か???これ以外いらんわ。
サビのダンスシーンでは雨の降る中、水たまりで踊ってるのだけど、これはメイキングが特に楽しかった。コヤテゴのプール遊びだった。マジで腹抱えて笑ったのでメイキングだけでも元は取れたと思う。
その手前でシャカリキに踊るシゲマス。This!is!NEWS!!!って感じがしてとても好き。
このシーンはもう一つみどころがあって、全員で踊り始めるときに女性の声で「せーの!」という掛け声が入る。
恐らくair:manチームのスタッフさんだとは思うのだけど、この一瞬がたまらなくいい。
クソイケ集団のNEWSが、仕事とはいえ女性の一声で一斉に踊りだすのがたまらない。
総じて私は、女性に振り回されたり操られるNEWSがとても好きなのだろう。
テゴシゲ好きとしては、メイキングラストの
加藤「6時までに完全撤収ですから」
手越「あ~書いてあった、書いてあった」
のやり取りがめちゃくちゃ好き。
この人たち、コンサート終わりの打ち上げでJr.と一緒にゴキブリのおもちゃ投げて遊んでるくせに業務連絡してる…月と太陽なのに…お仕事の話してるわ…って感じでクッッッソ滾る。は~ほんとテゴシゲ大好き。
トップガン盤には、weeeekのRepresentを収録。
小山さんが35歳になるタイミングでの再録、タイミングはばっちりだ。
LoveStory盤
LoveStoryのMVと、4人それぞれのソロMVが収録された特典DVD付き。
カメラが彼女の設定なので、気持ちを作ってから見ないと死ぬほど照れるので、見るタイミングはしっかりと見極めてほしい。
2019年1月1日深夜。
私は初めて家族以外と過ごす大みそかに浮かれ、愛するNEWSと新年を迎え、全国の茶の間に流れたであろう京セラドームの大盛況っぷりを想像し、大満足しながらコンサートを楽しんでいた。
東京ドームとの中継を終えて一息ついたころ、EPCOTIAではおなじみの異星人たちからミッションを課された。
ドームの客席を4分割にし、こっちとこっちは手と足を使ってリズムを刻んで!こっちとこっちは今から流すメロディーを歌って!といった内容。
それも「大切な人を思い浮かべながら歌って!」というリクエスト付きだった。
2018年はとにかく現場に恵まれた年だったので、この正月はおろか、夏休みもお盆だってNEWSと過ごしてきたのだ。盆と暮れを共に過ごした人は大切な人に決まっているので、もちろんNEWS君を思い浮かべながら手をたたいたり歌ったりした。
モニター画面にLECの文字がついていることには気づいていたので、「きっとWのアルバムで使うんじゃない!?」なんて言いながら人の波に揉まれ、地下鉄に乗った。
時は流れ、Wのアルバムも手元に来た頃ふと気づく。「あれ?カウコンで歌ったやつ、録音してなかったっけ?」と。
しかしそれらしきものは収録されていない。変だな。と思っていたその一か月後、事態は急変した。
NEWSに恋してのCMやります!CMソングあります!と公式からのお知らせ。
そしてそのCMを見た私たち、阿鼻叫喚。
ラブストーリーと名付けられたその曲のサビは、私たちが正月歌ったメロディーそのものだったから。
この時の気持ちっていまだに言葉にできずにいて困ってる。
心のかなり大切な役割を担っていそうなところが突然抱きしめられたような安心感と、身に余るほどの愛情を感じて、目を潤ませることしかできなかった。
私たちが参加して作り上げたものが世に出ることがうれしい、というよりは、なんだかよくわからなかったけど、大切なNEWSを思い浮かべて歌ったメロディーにNEWSが歌を乗せてくれて、それがとんでもなく甘い甘いラブソングだったことにとても幸せを感じた、といったところだろうか。
この瞬間、「私、愛されている」と確信し、好きを上乗せするしかなかったな。
そのあと始まったWORLDISTAツアーでは一番ラストの曲としてLoveStoryが披露され、みんなで一緒に踊って、みんなで一緒に歌った思い出の一曲。
NEVERLAND、EPCOTIAは「明日からも頑張れよ!」と背中を押すタイプの楽曲で締めくくっていたが、ついに最後は愛の物語を紡ぎ始めた。
ツアー中にリリースも決定し、間奏部分は私たちが奏でたメロディーがそっくりそのまま収録されているとんでもないラブソングなのだ。というかNEWS史上最もピュアなラブソングがファンと作り上げた一曲ってのがマジでNEWSだなって思う。
そう、マジでNEWSだな。この感じ、外から見たことがある気がする。
私は近年突発的にNEWS担になったタイプの人間だが、NEWSのあれこれはリアルタイムで眺めてきたつもりだ。外野なりに。
そもそも私はこのグループに対してとてもとっつきにくい印象を持っていた。
人は抜けるし、野外でコンサートすればネットが荒れるし。盲目的なオタクが多いのかなと思ってた。まさか数年後、自分が全盲のオタクになるとは思いもしなかったのだけど。
なかでも思い出深いエピソードがある。
2015年ベストアーティストでの一コマだ。
その年の特集は「ファンが選ぶラブソング」だった。この手のランキングはだいたいメジャーなドラマ主題歌あたりが選ばれるのがセオリーだと思い込んでいる嵐担の私、テレビからNEWSが発信した謎の暗号に衝撃を受けた。
ヒョウ柄のかわいらしい衣装でぎゅっと固まって座っていたNEWSは柔らかい表情で歩き出し、「てずてってとって会いたいよ てずてってとって愛してる」と歌った。確かにそういったのだ。
私には何のことやらさっぱりわからなかった。だけど、謎の暗号をとても幸せそうな顔をして歌うNEWSはとても印象的だったし、やっぱり私の思っていた通り、NEWSとNEWS担はなんかおかしい。謎の言語で分かり合えている様子だし、それがファンの選ぶラブソングなのだ。というかテレビ越しにいちゃついているようにしか見えなかったのだ。
それが四年前のわたし。今、当時のことを考えてみると、NEWS結成10周年を記念してファンに向けて作られた愛言葉(当時はストリーミング配信とその年のアルバムwhiteに収録)が年末の大型テレビ番組で披露されるなんて愛されているにもほどがあるし、そりゃNEWSだっていい顔して歌うにきまってる。だってNEWS、ファンのことがマジで好きだから。四年で人はずいぶん変わるらしい。
人はこれをヤバイというが、なんにもやばいことなんかない。大切なものや守りたいものが増えれば、その術を身に着け、人としても大きく変わる。もちろん、いい方向に。オタクとは人生勉強の連続なのだ。
今回のLoveStoryのように、NEWSは定期的にオタクと精神的にいちゃいちゃする。で、喜んでる私たちを見てすごくうれしそうにする。
NEWSとNEWS担が鎖国的と言われる所以はこのLoveStoryのいきさつに詰まっているのだが、我々が幸せで満足しているので、外野の皆様におかれましてはそっとしておいていただくか、足を踏み入れてみていただきたい。ここはアイドルを愛せば愛してもらえる幸せな世界。ただ、愛を愛と受け取るだけのセンスは必要なのだけど。
そんなわけでNEWSとNEWS担の愛の結晶が、このLoveStoryです(クソ重)
LoveStory盤には「夢の数だけ 愛が生まれる」のリプレゼントが収録されている。
作詞を担当されたzoppさんがアメリカ同時多発テロを経験してできた曲だとか。
たくさんの悲しみに寄り添うような優しさ・暖かさを感じられる曲なのだけど、これのリプレゼントを小山さんが推していたというエピソードが完璧すぎる。
争いや痛みは決して なくなりはしないけど
晴れない空はないから だから泣かないで
のところが一番好き。
争いも痛みも無くなるに越したことは無いけど、完全に排除はできなくて、それがすごく虚しく感じたり腹が立ったりする瞬間ってある。
だけどこんな風に寄り添ってくれる人がいるから、世界は今日もなんとか幸せでいられるのかもしれない。
そしてこのパートは小山さん担当。
ここまでひっくるめて完璧な選曲だと思う。
通常版
Dragonism収録(通常盤のみ)
チュッパチャップスをくわえる小山さんに衝撃を受けたジャケ写解禁。
まさか自担までチュッパチャップスにかじりついているとは。
モロ見えの大臼歯~~~~~~~!!!!!大臼歯が見えたら始まるのは恋と相場は決まってんだ!!!は~~~何億回目かのひとめぼれをその大臼歯にささげたい。
そしてなんといってもそのパイナップルどうしたの!?シゲ!!
と突っ込まずにはいられない。本当になんの脈絡もなくパイナップルシゲアキが登場するのだけど、まあかわいいのでなんでもいいや。
全人類におすすめできるのはトップガン盤。
NEWSの甘ったるい世界を味わいたいならLoveStory盤。
そして今のNEWSを余すことなく体感するならこれ以上適したものはないだろう、通常盤。
Dragonism
近年のNEWSには欠かせない存在となった☆Taku Takahashiさんと、WORLDISTAで我々の心を射抜いた栗原暁さんのタッグ。*1
各所でメンバーもWORLDISTAのテーマとの関連性を示唆していたし、WORLDISTAでは現にドラゴンを卵から育てたので、
炎!!水!!!火柱!!!!風!!!!!ガオ~~~~!!!!!!!!みたいな感じ!!??オラわくわくすっぞ!!!!!って思って聞いてみたらぜんっぜんそんな感じじゃなかった。
どこでこの思考が植え付けられたのか定かではないので、あくまでも私の感覚として書き留めておきたい。
てっきり私はeスポーツゾーンで出てきたドラゴンのそのあとにつながる楽曲が来ると思い込んでいたのだけど、時系列的にはあのドラゴンの前の話にも聞こえてくる。
あえてWORLDISTAと関連性を持たせるなら
卵→ちびドラゴンちゃん→Dragonism→eスポーツゾーンのドラゴン。
増田さんが最近またよく言うので引用させていただくと、Dragonismは卵から始まる起承転結の転に感じる。
物語のダークサイド。アナザーストーリー。スピンオフ。
昔々…と、本の一ページ目を読み聞かせてくれるように増田さんが歌いだす。
それはとても重くて古い、年季の入った厚い本。
シゲのコメントで「(Dragonismは)ストーリーがちゃんとあるイメージ」というのがあって、歌詞を読むだけではなかなかそんな風には感じられなかったんだけど、聞きこんでいくうちに納得できた。壮大な物語を聞かされているな、と。
これは音の効果が絶大な気がする。ページをめくるかのごとく、場面が展開していく。
NEWSはいつだって私をいろんな世界へ連れて行ってくれる。
増田さんの歌いだし、そして曲の終わりも増田さんなのがこの楽曲のストーリー性を高めている気がする。
増田さんは語り手だ。このガッチガチの世界観の曲と私の橋渡し。
生きた証を
この世界に
キミの目に
刻みこめ
と最後はソロリレーで展開していくわけだけど、少しずつこの世界を手放していって、一番最後の増田さんの 「刻みこめ」でハッと目を覚ます感覚。
(これはもしかして全部夢だった…?)と自分の記憶を掘り起こしたくなって、またリピートしてききたくなる。
全体的にトーンやテクニックは抑え気味にしているにもかかわらず、私のほしい「NEWSっぽさ」が出ているのは制作陣に背中を預けて作っているからなのだろうか。
だとしたらその信頼関係がグッとくる。
現実味あふれる今作の中で異彩を放っているDragonism。
トップガンちゃんに翻弄されたり、ピュアなラブソングを歌う彼氏になったり、ドラゴンと対峙することもできる。
なんにでもなれるNEWS。さすが、テーマカラーが白というだけのことはある。
トップガン/ Love Story (通常盤・初回プレス仕様)
- アーティスト: NEWS
- 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
- 発売日: 2019/06/12
- メディア: CD
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トップガン / Love Story (初回“トップガン"盤) (CD+DVD-A)
- アーティスト: NEWS
- 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
- 発売日: 2019/06/12
- メディア: CD
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Love Story / トップガン (初回“Love Story"盤) (CD+DVD-B)
- アーティスト: NEWS
- 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
- 発売日: 2019/06/12
- メディア: CD
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最後に。
もう、CDたくさん買うのやめようかなって思ってた。BLUEで少し心が折れてたので。
だけど、トップガンのMVが好きすぎて、LoveStoryは私たちの愛の結晶で、通常版はステッカーがついてるし、Dragonismがじわじわと心を侵食しているのでなんだかんだで買ってしまう。CDショップを枯らすほどの経済力はないが、この家に何人NEWS担住んでますか?って程度には集まってきた。
全部、このCDが大好きでたくさん欲しかったから買った。
ただそれだけの事。たくさん買うのは正義だから買ったんじゃない。だから買わない選択は悪じゃない。でも一つだけ言いたい。
ネットに落ちてる音源拾って、一枚もCD買わないのは万引きと同じだし普通に罪だからそんなことするくらいならなんとしても一枚は買え!!!!
私だって中学の時からオタクやってるけどリリースされたものはちゃんとお金貯めて買ってた!!!複数買いする大人オタクをうらやましいと思いながらな!!
シングルのブログ書くたびにRT先でカップリング丸ごとアップされたツイートと並べて表示されるのが癪なので今回は先に言っとく!!
今回もたくさんの人にNEWSの歌(CD)が届きますように。
WORLDISTA log out 完了
お題「NEWS LIVE TOUR 2019 「WORLDISTA」 仮想空間体験ログ」
にゅう~す!LIVE TOUR 2019 WORRRRRRRRRRRLDISTA~!!!!!
全27公演お疲れさまでした。ありがとうございました。
毎度のことだけど、ツアーが無事に終わるとロスもさながら、無事に終わって良かったなあ。ってまずみんなの無事を喜ぶ。誰も大きなけがなく走り抜けて本当によかった~!!
お留守番もたくさんしているとはいえ日常会話でも「今ツアー中だから」ってまるで演者のごとくツアー最優先にしてるからロスもすごいよ。
長野でてごちゃんが「ツアー終わっちゃうのさみしい」と言っていたと聞いたときは「ね~わかる~」って言いたくなったよね。なんせこの会話は腐るほどしているので体に染みついている。
#想像することがみちしるべ
のタグとともに、たくさんのオタクの妄想が繰り広げられていたので、コンサートが始まる前、アルバムを手にした瞬間からWORLDISTAにログインしていた感覚でいる。
いつもならアルバムリリースから間を開けずに初日を迎えていたのに、今年は割とじっくりアルバムを聞いてから初日に挑めたのも新鮮だった。
好きだったところ、感動したところ、たくさんあるけど特に思い出深いところをいくつかまとめてみようと思う。
EPCOTIAライナーの再来と、NEVERLANDのあの人との再会
Digital Loveの映像がすごくおもしろい作りになっていて、モニター正面の席は遠目から見ても楽しかったと思うのだけど、増田さんの「宇宙旅行のサプライズ
タイムマシーンでDriving」のところでモニターを横切る異星人とEPCOTIAライナー。
どうしても増田さんに目が行ってしまうけど、初めて見つけた日は、EPCOTIA本編のセリフのまんま、「あ!EPCOTIAライナーだ!」と声をあげてしまう。
NEVERLANDからは、踊りを教えてくれるあの人登場!!EPCOTIAライナー陣に気付くより前にばっちり本編に参加しているので久しぶりの再会に大歓喜。
「わあ~!!!久しぶり~!!!」って言いながらついつい手も振ってしまう。二年ぶりの再会なので。
しっぽ衣装
今回もほんとに衣装がよかった。いやほんとマジで。
衣装の詳細は装苑の特集をおとなしく待つとして、とにかくこの話だけはさせてほしい。
3ポーズ目、インビジブルダンジョンから着用された真っ赤なフォーマル系の衣装。
の、背中から唐突に生えた毛束。
なにそれ!!!!!!!!!!!!
増田さんがどこかでこの衣装の話をする前に私の妄想を完結させておきたいのだけど、これは尻尾にも見えるし、束ねた髪の毛にも見える。束ねた髪の毛!!(大切なので二回言うし、太字にしておく)
このブロック一曲目はインビジブルダンジョン。深く沈み込むサビの振付が最高。だって毛束が揺れるから。ねえ、揺れる毛束。
自パート以外でスポットが当たってないときの増田さん、ゆるくリズムをとらえながらぽっけにおててインしてるの。で、背中の毛束は揺れてるの。天才なの。
そのままI・ZA・NA・I・ZU・KI へ。
花道に水が流れて、月が浮かび上がる。
I・ZA・NA・I・ZU・KI のイントロで動揺しているうちに、増田さんの歌いだしが終わり、客席に水を蹴り上げまき散らす。このあたりから結んだ毛束に見えてたものが尻尾に見えてくる。それも狐の尻尾。
私の大好きなあの衣装、ポニーテールみたいなんだけどI・ZA・NA・I・ZU・KIの時は絶対に狐の尻尾に見える。でもなんで狐なんだろう…犬もたぬきも尻尾あるのにね…??シゲに至ってはダークブラウンだし…他の3人は割と茶色だけど…
あとテゴマスが兄弟狐に見えるのも本当に不思議なんだよなあ。狐の殺し屋集団というか、テゴマス兄弟の仲間としてコヤシゲが加入する、みたいなさ。
しかも化ける狐ね。そこら辺歩いてる狐じゃなくて、何千年も生きてるような狐。でもそうか、人間の男性にピッタリ合う長さの美しいしっぽが生えてるように見えるから化け物=狐ってイメージになるのかな。たぬきも化けそうだけどたぬきの尻尾はそんなに長くないか。
歌割りもフォーメーションも大いに関係してるんだろうけど、増田さんが発起人になって、弟であるテゴちゃんと結託。2人が行くなら、と危険も顧みずコヤシゲが加入。というイメージ。てか危険てなんだ?でもみんなで楽しいことしようね!ってノリでないことは確か。
先祖代々【幾千年時をかけ?】からいがみ合ってきた敵でもやっつけに行くんか?ほんとはそこの長の娘の方が好きなのに???えっこの説まじ滾るね???
敵でもある“その子”に惚れ込んだ狐(増田さん)と“その子”は種を超えて【月夜に隠れて】いい関係を築いていたけど、増田さんの大切な人を敵に殺されてしまって【刹那に夜に響く】、その子のことは愛しているけど戦わねばならん…みたいな…
しかもその子が何千年も前、一番最初に惚れたけどお互いの一族がいがみ合ってきたから結ばれぬまま死に別れた子と瓜二つだった、とかも加えていいかな(勝手にしろ)
ロミオとジュリエットもののけ版ってとこかな…??やっば、興奮してきた
自分のふせったーから引用したのだけど、こんな具合で衣装とセトリに翻弄されている。これを公開したら、ほかのオタクもどんどんノッてきて、壮大な物語が数本出来上がったので、みんないいオタクだなあと愛おしくなった。
ツアー中盤からシゲが尻尾に水つけて客席に打ち水したりして、I・ZA・NA・I・ZU・KI の二番をやってないことを帳消しにしてくれるなどしたのもいい思い出。いや、ドームはフルパッケージでやってくれる希望、全然捨ててないけど。
毎回かどうかはわからないけど、増田さんが勿忘草ではけて暗闇に紛れ込んだ頃を見計らって、尻尾を自分でつかんで小走りに去って行った姿は忘れられないなあ。
めちゃくちゃキュートだったんだから…!!!
水を効果的に使う演出
今回一番印象深いのはやはり水を使った演出だろう。
オープニング、WORLDISTAの子供パートで水のカーテンに「Imagine,Love, Peace,Smile, Dream,People, Future,WORLDISTA」それぞれのワードが映し出されたときの近未来感、美しさ、潤沢な予算、聡明さすら感じる瞬間をずっと覚えていたいなあ。
そしてなんといってもこれは「世界」が大勝利だったと思う。
新しいアルバムとセットで遊べる
#想像することがみちしるべ
というすばらしいおもちゃ(タグ)を手にしたオタクはここぞとばかりに自分の思うWORLDISTAをぶちまけた。
その中でも、私の世界へのハマり方は目を見張るものがあった。
世界を聞けば聞くほど自分と同化していく感覚なんなんだこれ…???
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月1日
「刃を抱く覚悟はあるのかと」
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月1日
「いつしかぐらつくレゾンデートル」
「己の熱さを冷やかすなと 呟いてる」
「半径数メートルさえ距離を保てないまま 強くあれと誓い立てる夜」
私的キーワードは多分この辺…
んあーーーーーぁぁぁ世界
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
“半径数メートルさえ距離を保てないまま”(世界)と“好きになりすぎない”(小説TRIPPER)が私の中ではすごくリンクする
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
“ルリビタキ”を「一体あれは何だったのか」と今は完全に見失っているところを考えると一瞬だけ垣間見えたチャンスや希望だったのかなと思う。雨ざらしは雨越しのルリビタキ?つまり悲しみの中の希望?だとしたらそれを青い鳥にして歌詞に落とし込むの、めっちゃシゲ
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
“情けない生き様”と自分を卑下するような言い方をしておきながら“誰にも託せぬ夢ばかり”なの、ある種の葛藤だし、語弊を恐れずに言うならThunderもシゲ的にはそんな解釈だったしなんかアレなんだよな、誰か私の頭の中まとめてくれない?
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
“己の熱さを冷やかすなと つぶやいてる”
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
シゲが込めた想いと同じかどうかは別として、わかりみがすごかったんだよな…(なんでこんなに熱くなってんの自分…)って瞬間が結構あるけどそれは私のエネルギー源でもあるから命の炎を消すなくらいな気持ちで冷かさないようにしてる。
世界の妄想を繰り広げれば繰り広げる程、同世代の男の子の頭の中にこんなん詰まってんの…??って思えてきて相当ゾクゾクするしやっぱりシゲに嫁ぎたくなるよね〜!!!嫁にしてくれ!
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
起きて早々「憧れの記憶」に想いを馳せてる。「当時憧れていた記憶」なのか、「吐き出した息が獣みたい」な今とは違う「黄昏時」を懐かしく愛おしむニュアンスを少し皮肉っぽく落とし込んだ「憧れの記憶」なのか…
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
「記憶」に「憧れる」って普通はない感覚だと思うんだけどな🤔「記憶」は自分がすでに体験した自分のものでしょ、自分が持ってるものに憧れることはなかなかないなあってぼんやり思ってたらこの不透明さにめちゃくちゃ興奮するよね、寝起きだけど。
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
「どうすりゃいいの」って「どうにかしたい」の表れだよな…どうもしなくたっていいのにどうにかしたい人なんだよなあシゲアキ。すき
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
ちくしょー!世界に塩かけて食べたい
— あめ (@ame_a_n) 2019年3月2日
これがコンサート観る前の私。
そして、観た後はこれ。
シンプル!!!!!
世界を象徴するワード「雨」と「ルリビタキ」を可視化できるだなんて思わなかったんだよ。
シゲの後ろで降りしきる雨の中にルリビタキがサッと現れて、「あっ!」って隣の友人に声をかけるころにはもういなくなってしまう。
一体あれはなんだったのか。
バワリーポーズ
今思えば、コンサート中にオタクがドラゴンの卵育てたり、そこそこ複雑な振付(しかも新曲)を覚えたりして相変わらず情報量の多いコンサートだったのだけど、バワリーポーズだって頑張ってた。(NEWS担、よく歌うことで最近有名だが書き出してみるとコンサート中も踊ったり手たたいたり口笛吹いたりして忙しいな。なんて楽しいコンサートなんだろう。ほんと好き。体感型コンサート最高)
Going that wayからはじまり、トップガン、LoveStoryと、新曲の振付にしれっと存在するバワリーポーズ。
このままいくと新曲の2曲は次作Storyに収録されるだろうし、コンサートでも披露されるだろう。つまり次のツアーでもバワリーポーズが参加するんだろうな。先にも述べた通り、前作、前前作とのつながりがあると、ひとつなぎの物語をともに歩いてる感じがするのでたまらなく幸せな気持ちになる。
私の初参加ツアーがNEVERLANDだったからなおさらなんだろうけど。
SPIRIT羽演出
これ本当に全公演でやってほしかった…羽降らせるのお金かかるのかな…
SPIRITのアウトロで羽が降り注ぐだなんて正義が過ぎるし、WORLD QUESTのイントロで降り注ぐ羽がピンクになるって字面だけでもグッとくると思うんだけど、目の当たりにしたら泣けてくるね。美しくて、力強くて、儚い。あと私のこのNEWSを思う愛おしさが反映されてピンクの羽になったのかな?ってくらい良いピンクなんだよね。ブルベのピンクでした。
というか…長野で初めてSPIRITの羽に出会って、うわぁァァァァァァ!!!!ってなったの。で、ちょうど今週テゴマスのラジオでその辺りの話をしてたから色々調べてたら少プレのSPIRITで羽降らしてたわ。忘れてた。
記憶としては抜け落ちてるのに感覚としては覚えてたからこんなに羽に興奮したのか、はたまた純粋にまたしても感動したのかは謎だけど、少プレ最終回をあまりこすれてないってことはよくわかった(まだ寂しい)
長野へ行った意味、帰るころにはたくさん抱えていたけど、その中の一つは間違いなく羽だな。
てごちゃんかわいすぎ問題
LoveStory
「また明日ね って言ったのに 離れられない」
のワンフレーズ。会場中のため息が聞こえる。
一連のテゴちゃんがあまりにも可愛すぎる。トップオブ乙女。確かに離れられない。
全公演でテゴちゃんに釘付けになっていたようで、ここで増田さんも手を振る振付をやっていることに最終公演でやっと気づいた。
増田ガチャ
- ソロ衣装ガチャ
- ヒョウ柄衣装レギンス有無ガチャ
- EMMAガチャ
- 髪色ガチャ
- おてて落書きガチャ
セトリ
私は一番聴けて嬉しかったのI・ZA・NA・I・ZU・KI 。
これ結構意外がられて、初日後、同行者に抱きつきながら「いざない〜!!!」って言ったら「そっち!?」ってなったんですよ。なんせMr.WHITEがいるからな。
私は勝手にQUARTETTOでI・ZA・NA・I・ZU・KIは完結したと思い込んでた節があって。あの素晴らしい演出で美恋をアップデートして美しく完結したと思ってたの。だからそれを更に別の演出にするなんてほんと、サプライズが過ぎるよダーリン達…って感じだった。現にこのコンサートの中でトップクラスに好きだし。
Mr.WHITEに関して言えば嬉しかった。もちろん。ただ、メインステージに戻ってきて踊り始めてからが本番、みたいなとこある、私的には。それにしても過去のリード曲をトロッコ曲に持ってきたのは勇気があるし斬新だなと思う。去年も思ったけど、WHITEはこのコンセプチュアルシリーズのゼロ地点だと私は思ってるし、NEWSちゃん側もWHITE以降のオタクが多いの察したよね…??
コンセプチュアル強めで出してるから、サッカーソングを小出しにするのは致し方ないと思っていたけど、今回はコンセプチュアルと言いつつもブロックごとにかなりそれを振り切っていたのでサッカーソングメドレーは本当に嬉しかったなあ。わーるどくえすともやっと聴けたし。セブカラがセトリ落ちしたのは残念だけど、あれこそWHITEの演出が最高すぎるので、この先見れなくても悔いはないかな〜!
チャンカパーナがついにセトリから外れたのもなんだか感慨深いな。チャンカパーナを外すこともかなりの勇気だったと思う。無くても成立することはわかってるし、お手振り曲になった過去もあるからどこかにねじ込もうとすればどうにでもなっただろうに。これは敢えて外したのか、泣く泣く外したのか…はたまたアツイ話し合いの末になくなったのか…この辺どこかのインタビューで聴けたらいいなと思う。てまらじ辺りで言及してくれそうな気もするけど。
あとはwonder。wonderは私がオタクになってから初めて見た少プレで披露されたものだったから、地味に思い入れがあるのだけどまさか見れるとはな〜!!ほんとにこれも嬉しい!NEVERLANDのシリウス並みに嬉しい!!!
LoveStoryのダンスレクチャーでNEVERLANDのあの人が出てきたのも最高に嬉しかった。NEWSの作り上げてきたものは全て繋がっているし、私も実際に体感したものは全てここにつながっている。一緒に歩けてる。確信につながる演出だったな。
NEVERLAND、WORLDISTA二作連続でツアーラストは「明日からも頑張れよ」ってメッセージが強めだったのに、いよいよラストで愛を歌い出したのでほんっとにNEWSちゃんもうちらのこと大好きだよなって思う…私も大好きだけどね!!!!!!!!!!
ふせったーより引用。
えげつないファンサマシーン一郎
一生見てたし、尋常じゃない小山リフター付近率だった。めっちゃ見た。
ネプリーグ
一曲ネプリーグのターンがあった(DEAD END)
ラストの横断幕
オーラス、バサバサっという音とともに現れた横断幕。
「たくさんの幸せと笑顔をありがとう!お疲れさまでした!全国のNEWSファンより」
ーーーああ、私はこの瞬間ここにいたかったから、わざわざ長野まで来たんだった。ーーー
ツアー日程が出た当初、遠征予定から早々に外された長野公演。
自宅からのアクセスを考えれば仕方がなかった。
だけど、ちょうどそのころリリースされたEPCOTIAのオーラス映像を見ていたらたまらない気持ちになって、「やっぱりオーラス行きたい」と友人にLINEした。
アリーナツアーなので、そもそも公演数が多い。そして、コンサート(ステージ)に並々ならぬこだわりを持つグループなので、Jr.もそれなりの気持ちでついてきてくれる。これは今回のツアーJr.のコメントや、ツアーについたいきさつを聞くだけで充分伝わってくる。事務所からJr.を育ててほしいとお達しがあったというレポも上がったほどなので、NEWSのコンサートは勉強になるステージなんだろう。
そんな風に作り上げられるステージだからこそ、私の心をつかんで離す気配はないし、演者同士、そしてスタッフ間の絆もゆるぎないものになるのだろう。
そのせいか、オーラスが放つパワーはすごくて、私はあの空間のエモーショナルな匂いに病みつきなのだ。
NEVERLANDの時の、魂の嗚咽みたいなU R not alone大合唱とは打って変わって、EPCOTIAはスタッフさんが作り上げて私たちを巻き込んでくれたサプライズだった。
演出案に客席で文字を浮かび上がらせるものがあった、とあの日増田さんは教えてくれたけど結局採用には至らなかったのだろう。それをオーラスでサプライズプレゼントしてくれるスタッフさんとNEWSの信頼関係に心底ほれ込んだ。
ステージに立つNEWS、その背中を追いかけるJr.、見えないところで支えてくれているスタッフさん、そしてなくてはならない私たちファン。
四者のパワーがピークに達する瞬間がとても愛おしい。
だからあの瞬間、「長野に来てよかった」と心の底から思った。
Story
横断幕の感動に浸るのもつかの間。アルバムプロジェクトの最終地点、「S」Storyがその場で発表された。
4年かけて作り上げる、コンセプチュアルなアルバムシリーズがついに終わる。
言っていい???
とてつもなくさみしい。
「S」はどんな感じなんだろうね~わくわく!
みたいな会話はめっちゃしてるけどめっちゃさみしい。アルバムプロジェクト永遠に終わらないでほしい。一生夢の中にいたいし、たくさんの世界を旅したい。
このプロジェクトは「現実の物語」というワードが鍵になるようだけど、マジ現実つらすぎるログアウトしたくないログアウトできない、入り口はあるけど出口はないって言ったじゃんどうしようシゲ~~~~~!!!!!!!!!!!!
的な感じになっている。
だけど私は知っている。
いつか、突然このプロジェクトがとてつもなく大切なものになる瞬間がやってくることを。
「現実の物語」のとっかかりが見えた瞬間なのか。はたまたアルバムを手にしたときか。もしくはコンサート初日とか、オーラスの可能性だってある。
時間はかかるだろうけど、私は絶対に「本当にいいアルバムプロジェクトだった。楽しませてもらってとても幸せ。早く来年のツアー始まってほしい」とどこかのタイミングで言う。
NEWSが絶対に私を楽しませて、幸せにしてくれるだろうという信頼があるのと、同時に私はNEWSからの愛をひねくれることなくまっすぐに受け取ることができる自信があるから。
自分がどのタイミングでこんな風に解釈するのが少しだけ楽しみでもある。
アルバムプロジェクトツアーしか知らないNEWS担、この先どんなオタクになっていくのか、ほんの少しの不安と抱えきれないほどの期待を持って、次はトップガンとラブストーリーを愛でようと思う。
トップガン / Love Story (初回“トップガン"盤) (CD+DVD-A)
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2019上半期 ベースメイク編
新宿伊勢丹にて友人3人とコスメ巡りしたりしてます。
どうも、コスメオタクです。
(私なんてオタク名乗れるほどコスメ詳しくないしむしろただの田舎者だしなあ)って謎の自意識を炸裂させていたんだけど、伊勢丹到着時の私の顔を見て友人が笑ってたんですよね。それ見て私も悟ったんですよ。
あ、たぶん私今めっちゃいい顔してるなって。
そのあと各所で友人たちのTUを見守るべく新宿伊勢丹一階を何周も歩き回りながら「コスメオタクだって認めよ…」って心に決めるなどした。だってジャニーズ関連以外だと今年一番楽しい瞬間だったのは間違いないので。
伊勢丹でお買い物したりもしたけど、今回の遠征に合わせてやっとファンデーションを買ったり上半期はベースメイクのコスメが豊作(私的に)だったので2019上半期ベースメイクまとめ編。6月はトップガン/LoveStory にすべてを注ぐ予定なのでコスメは買わない。たぶん。
ベースメイク
最近は朝のスキンケアをしっかりすることを目標にしている。
がっさがさの肌にどんな高級なファンデーションを塗るよりも、自分のコンディションを整えてからお気に入りのファンデーションを塗るほうが仕上がりもメイクの持ちもいいに決まっているので。
朝の洗顔はもう何年もふき取り式を採用している。
昔からハトムギが配合された化粧水が好きなので常に使い続けたいのだけど、私の乾燥肌には心もとない…
ねぼけた朝に気持ちのいいさっぱり感をもたらしてくれるので数本リピートしてる。
その後もう一本化粧水を投入。こちらは保湿目的。
スキンケアは昔からコーセー一択!ってくらいコーセー信者だったのだけど、エリクシールはすごく好みだったので何かと使ってる。
基礎化粧品に求めるのは「どこにでも売ってる」「香りが好み」「続けやすい価格帯」なので割とストライクゾーンは広いほう。
PC・PD的にツヤがないと一気に老け込んで疲れた田舎の主婦全開になってしまうので、スキンケアの時点から私のツヤ肌作りは始まっている。
色白ゆえにくすみ、シミが目立ちやすいのであたりまえのようにエリクシール ホワイトクリアローションの一番しっとりするものを愛用。
これでしっかり保湿してから朝用乳液。
結局のところ3本くらいリピートして使用中。
エリクシール ルフレは「ファーストエイジングケア」というとっつきやすいワードで商品展開しているので親近感を抱きやすくていいなと思う。
20代後半くらいから「何かしなきゃいけないんだろうけど何から始めたらいいのかわからない…」って言う漠然とした美容関連の不安を抱えはじめると思うんだけど、そんな時にドラストで手軽に買えて年齢にアプローチし"始める”商品は手に取りやすいよなあと感じる。吉岡里帆ちゃんめちゃくちゃかわいいし。
普段からデパートで化粧品買ったりするタイプの人はそのまま突き進めば間違いないと思うけど、「何から始めたらいいんだろう」って思ってる人はこの辺から始めてみるといいんじゃないかなと思う。
で、私がなんでおしろいミルクを何度もリピートしているかというととにかく無難だったから。
こんなに褒めといて無難かよ…!と思われるかもしれないけど、私から基礎化粧品への無難は誉め言葉。
次に塗るものを邪魔しなくってほしい機能は携わってる。おしろいミルクだと紫外線カットや化粧下地機能。そして肌トラブルも起きなくてどこにでも売ってて値段もお手頃。
すべてが無難だったのでリピートにつながった。
だけどこの前もらったサンプルを試したらすごくよかったので次はこちらに変える予定。
おしろいミルク、一つだけ難点を挙げるとすればテクスチャーが固め。
それはそれで膜を一枚纏う感覚なので安心感はあるのだけど、コントロールカラーやファンデーションを塗るとき、油断するとおしろいミルクごとヨレる。
デーケアレボリューションはもっと柔らかくて肌と同化する感覚だったしできることなら日中も美白ケアしたいので次はこっちにステップアップしようと思う。
おしろいミルクが化粧下地も兼用しているので、このままファンデーションに突入できるのだけど、ここにコントロールカラーを仕込まないとえらいことになる。
人それぞれ肌トラブルは異なるので、何を塗るか悩むよりも「自分の肌の何が嫌(困ってる)か」を明確にするほうが化粧品選びははかどる気がする。
私で言うと一番いやなのは夕方のくすみ。
肩こりによる血行不良だろうなとは思っているけど一朝一夕でどうにかなる問題でもないのでここはコントロールカラーで解決させる。
くすみにいいのはラベンダーカラーというのは定説なので、ずっとラベンダーカラーのコントロールカラーを愛用していたけど、これに出会ってからは手放せる気がしない。
とにかく発光!!!!といった感じで肌を光らせるためだけにあるクリーム。
くまもくすみも、塗って隠すという方法は確かにあるけど、塗れば塗るほど厚くなり、化粧崩れのリスクも増える。
これは好みの問題なので、塗りたい人は好きなだけコンシーラーを塗ればいいと思うんだけど、ツヤに強い肌なら、「光の加減でなんとなくアラを飛ばして、完璧過ぎない肌で薄化粧感を演出」する選択肢もあると思う。私は常にこれなんだけど。化粧崩れのリスクも少ないのでおススメ。
おしろいミルク+ストロビングクリエイター+ファンデーションだと鼻まわりが確実にヨレるので、ストロビングクリエイターは美肌ゾーンにだけ塗る。*1
そしてやっとファンデーションのお出まし。
昨年夏からファンデーションをずっと探してて、やっと決めたのはメイクアップフォーエバーのウォーターブレンド。
この後紹介するHDパウダー目的でTUしてもらったのがきっかけだったけど、半年以上、このファンデの仕上がりが忘れられなくて、オーラスに向けて買った。
とにかく付け心地のいいファンデーションなので、付けてても重くないし何ならお化粧してることはちょっと忘れちゃう。
その分カバー力は弱いのだけど、ファンデーションに求めるものは色補正・ツヤ出し・透明感が残る仕上がり(薄付き)なのでこれはかなり理想的。
手に出した時はジェル状だけど、顔に塗るとサラサラとリキッド状になる。そして何よりも好きなのは、こんなに薄くて軽いのにウォータープルーフなところ…!!!
とにかく化粧崩れというものが嫌なので、崩れて汚くなるくらいならなにも塗りたくないと言うほどのアンチ・化粧崩れなのだけど、これは崩れない。
だって5月の概念を覆したWORLDISTA長野公演でびくともしなかったんだから信用しかない。*2*3
挙句の果てには80%がビタミンウォーターでできてるらしい。ホント好き。
自分の肌トラブルはすべて下地でカバーできてるよって人には使ってみてほしいけど、ある程度ファンデの厚みがあるほうがキマる人種も確実にいるので薄付きが好きな人は試してみてほしい。
ダメだったら買わなければいいだけの話なので!!
伊勢丹でコスメ巡りしたうちの一人は、そんなにコスメカウンターに出入りするタイプじゃなくて、「気後れするし流されちゃうんだよね」って言ってたのを聞いて、私もそうだったなあ…と感慨深くなった。
「カウンターに行けばなんとかしてもらえるんじゃないか」って期待するけど、経験上、なんとかなったのは割と最近のこと。
昔と何が変わったかというと「自分の好みやなりたい方向がある程度固まった」のがすごく大きい。
これが伝わらない限り、BAさんと自分の着地点がすれ違ったままなのですべてがちぐはぐに進んでいく。
似合う、似合わないはさておき。なりたい方向を見つけるよりも悩みを明確にするほうがよっぽど楽なんじゃないかなと思う。悲しいけど。「ツヤ肌を試したい」「とにかく毛穴カバーしたい」「顔の赤みをなんとかしたい」等一つでも目的を伝えれば方向性はある程度見えてくるし、そこから話を膨らませて自分好みのコスメを並べてくれるお姉さんのことは信用するべきだなと思う。
結構カウンターでいろんな話をしているほうだと思うけど、ここまでできるお姉さんもなかなかいないので、ある程度は自分で調べたりイメコン頼ったりするのもありかなと思う。
なんとなく嫌なところを語源化して人に伝えるのっていやな気持になるけど、そこをカバーできれば気持ちも上向きになると思うのでカウンターには積極的に行ってみてほしいなと思う。
TUすると買わなきゃいけない気持ちになるけど、ファンデーションをはじめ、ベースメイクは特にその場で即決しないようにしてる。
1日過ごしてみて崩れ方や肌の感じを見てから買うようにしているので、散々盛り上がって「さあ会計!」って雰囲気になっても「1日様子を見てから買いたい」と言って帰ることにしてる。その場で使ったものは全部書いてもらって、なんならサンプルももらって自分で使ってみて納得してから買うほうが、絶対に愛着も沸くのでここは今後も妥協しない。(限定品以外は)
こんな買い方をしているのでファンデーションがなかなか決まらず苦労したけどこんなにお気に入りのものに出会えるならそれはそれで楽しい旅だったかな。
ツヤ肌仕上げのファンデーションにお粉いらないよってファンデーションもあるけど、粉は何としても付けたい派。だってなんか不安なんだもん。
NARSのリフ粉を使ってて、薄くて持ち運びにも便利でサラッサラになるのがお気に入りだったんだけど、あまりにも評判がいいので
今はこちらを愛用中。
リフ粉との違いは微妙に仕上がりが違う…1枚ヴェールをかぶせたようなリフ粉に対して補正力のHDルースパウダー。どっちもさらさらに変わりはないのでどっちも好き。
チーク ハイライト
年末、EPCOTIA ENCORE のとき、大阪で試したチークがドンピシャすぎたので即買いした。10分前に「お金貯めないとね~」って言ってたのに即買いした。でももう元は取ったと思う。だってつけるたびに「かわいいなあ…」って思うし今までつけたチークの中でも一番これが似合ってる自信があるので。これなんですけど。
06ポニーテールを愛用中。もう色がハチャメチャにかわいい。
もう一色、品番は忘れたけど候補があって片方ずつ塗ってもらったら、ポニーテール側の顔の明るさが尋常じゃなかったので即決した。
クリーム・リキッドチークの密着感と独特な血色感が大好きなので最近はこれと
102艶紫蘇のローテーション。
SUQQUはリキッドなだけあってちょっとツヤも出る。夜まではさすがに持たないけど。
そして伊勢丹大本命のこちら
05オーキッドパープル。このえげつない紫。ほっぺに乗せると内側からにじみ出る血色感になるのが本当に不思議。不思議を通り越してもはや尊いし愛おしい。むしろ塗る前から買うのは決めてたけどまあ一応確認的な???つけてみて「ですよね!!!知ってた!!!!」って思った。自分に馴染みすぎて。
ちなみにセルヴォーグでフルメイクTU中に同行者たちがそれぞれTUしたものを見せに来てくれる楽しいおまけ付きだった。伊勢丹、住みたいとは言わないからせめて合宿させてほしい。
ハイライトは
こればっかり。限定品だから早く買わなきゃ~でも店舗まで行くのおっくうだな~と思ってたけど、嵐の活動休止決定翌日に行ったら買ってた。嵐の経済効果やばいなっておもいました。(やばいのは判断力を完全放棄した私の頭である)
嵐のせいにして(?)買ってしまったけど、もう絶対に手放したくないと思えるくらいお気に入りなので全く後悔してない。むしろ嵐ありがとう位な気持ち。
まずこの色味。左側の可憐な血色ピンクに対して右側の透明感炸裂パープル。色だけでも十分素敵なのに、このデザイン。見るからに高級。確かに高級だったし。しっとりすぎず、さらさらすぎない質感だけどちゃんと肌に密着して、控えめなりにそこでしっかりと光を放ってる。宝石の話みたいになってるけどハイライトの話だから。私にとっては宝石なんだけども。
目の下にパープル入れて、ほうれい線横にピンクを入れるのが定番。最近はピンクをブラシでおでこにふんわり入れてる。
ハイライトも入れてやっと疲れてる?って聞かれなくなったのでハイライトはこの先も開拓していきたいくらい好きなアイテムになったな。
今狙ってるのはSUQQUのハイライト。
次触ったら絶対買うのでSUQQUには近づかないようにしてる。
アイブロウ
割とずーっと眉毛迷子なのだけど、最近やっとなりたい形が分かってきて楽しくなってきた…!!!
黒髪だけど、黒やグレーで眉毛を仕上げるとどうしてもかっこよくなりすぎてしっくり来てなくて、もれなく眉毛嫌いモードに入ってたけど、ブラウンで書き足してからピンクやパープルを乗せると少し力が抜けていい感じに見えるようになってきた。
そこで大本命第2弾のこちら
03パールブラウン。
カラー展開おしゃれすぎ問題な。ほんとな。
だいぶ前から存在は知ってはいたものの、眉毛に3780円は高くね…??そこの感覚はまだブレてないわ…と思ってた。でもこれ、触るまで気づかなかったけど一番下に少しラメが入ってるの………眉毛にちらつくラメ…
一番濃い色で眉尻をチップで書き足す
↓
上二色をチップの反対側のブラシで混ぜて眉尻~眉頭手前までふんわり乗せる
↓
下二色をブラシで混ぜて、今度は眉頭から眉尻にむかって乗せていく
↓
抜け感満載のおしゃれ眉毛の完成!!
「買います!!!!!!!!!」
っつって買った(ですよね)。
眉毛は全体のかじ取りだと思ってるから。ここでコケるとすべて台無しになってしまうくらい大事なので、投資ってことで。
予定より熱く語ってしまったから今度はもっと小出しにしていこ!
今現在生活習慣改善中なので夏の終わりころにはなにか変わってるといいな〜
とりあえず来月は目と耳から摂取するタイプの美容液が発売されるのでお肌絶好調間違いなし!!!
Love Story / トップガン (初回“Love Story"盤) (CD+DVD-B)
- アーティスト: NEWS
- 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
- 発売日: 2019/06/12
- メディア: CD
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トップガン / Love Story (初回“トップガン"盤) (CD+DVD-A)
- アーティスト: NEWS
- 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
- 発売日: 2019/06/12
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トップガン/ Love Story (通常盤・初回プレス仕様)
- アーティスト: NEWS
- 出版社/メーカー: ジャニーズ・エンタテイメント
- 発売日: 2019/06/12
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で、結局のところWORLDISTAには何人の増田貴久が存在したわけ???
NEWS 10thアルバム、WORLDISTA発売おめでとうございます!!!!!
NEVERLANDから始まったアルバムプロジェクト(NEWSの頭文字を一字ずつアルバムツアータイトルにするクソ楽しいプロジェクトのこと)の三作目はWの頭文字。【WORLDISTA】
[WORLDISTA Ver.10]
世界は近未来。そこは、
新感覚体験型アイギア「WORLDISTA」が大流行していた。
「WORLDISTA」が見せる様々な仮想空間。
それは、アジア/アメリカ/ヨーロッパなど、インターネットを通じ、世界各国から参加が可能な世界。
4人は「WORLDISTA」の仮想空間に入るため、アイギアを片手に、とある場所に集合している。
「WORLDISTA」を起動させ仮想空間に飛び立つ4人。
果たして、その世界とは…
この壮大な煽り文句に引けを取らない、NEWSらしいガチガチの世界観で固めたアルバム。ネバーランド、エプコティアに通づる世界観の強さを打ち出しつつも、NEWS自身が確実にアップデートしたことを見せつけられる作品が届いた。だって、毎回新しいアルバムを手にするたび「ここまで好きになれるアルバムにはもう出会えないかもしれない…」と不安に思うのだけど、必ず前作を超えてくる。そして必ず好きになれる。最新が最高のNEWSだからこそなしえる技。
さて、この度我が家にやってきたWORLDISTA。もちろん最初から最後まで通して聴くわけですが…
増田貴久さんは何人いましたか??????
いやいや、増田貴久さんは唯一無二のアイドルでこの世にたった一人しかいないかけがえのない人間あることは間違いないのだ。だけど、一人が歌った歌とは思えないほど曲によって印象が違いすぎる。
これは決して彼が不安定なわけではない。
曲の世界観に合わせて彼の声も七変化するのだ。ただでさえ世界観の強い曲ばかりが並ぶアルバムなのでそりゃあもう目まぐるしく彼の声は変化していく。
そんな曲ごとの彼の声の印象と、少しの感想をお届けしてみたい。
私が増田貴久というアイドルを知らなくて、NEWSが四人組だと知らなかったなら、NEWSはずいぶん人数の多いグループだと思ったに違いないだろうから。
WORLDISTA
NEVERLAND、EPCOTIAに通づる壮大なイントロから始まるワールディスタ。NEWS担のお家芸「Hey!」もたくさん出てくるので耳なじみがいい。
過去のアルバムプロジェクトのリード曲同様、増田さんの歌いだしなわけだけど、オープニングでめちゃくちゃにかっこつけてる増田さんてびっくりするくらいかっこいい。
私はコンサートオープニングの表情担、みたいな節があって、その瞬間をどんな顔で迎えるのかがとても重要。この増田さんの声から察するに、どう考えてもかっこつけて、たんまりと自信をまとって登場するはず。ええ、つまり私がとろけるほど好きなやつ。
自信すらも声から感じ取ってしまうなんて、一オタクとしておこがましい気すらするのだけど、感じてしまったものは仕方がないし、そう思わせる増田さんは天才。表現力の鬼。
DEAD END
デッドエンド=行き止まり
というタイトルとは裏腹に、爽やかに駆け抜けていくようなメロディ。
そしてさっそく二人目の増田貴久が登場する。
先ほどの自信たっぷりの歌声から一転、さわやかでまろやかに歌っている。吹き抜ける風と表現するには少し優しすぎる。心地いいそよ風のような爽やかさとやさしさが同居している。増田さんお得意のアイドル色が少し強めで、パブリックイメージを裏切らない、聞いてて安心する歌声。
ありったけの熱量(バワリー) 握りしめて
の伸ばす音が最高潮にまろやかで、優しくて大好き。含みのある増田さんの歌声は、思わず顔がほころぶ程優しい気持ちになれる。いい歌を歌うために優しい気持ちでいたい(ニュアンス)と何年か前の雑誌で言っていた言葉が印象的なのだけど、こんな風に作品の端々で合点がいくのがとても楽しい。
CASINO DRIVE
私的今回のアルバムの見せ場の一つ。
ワンナイト系ラブソングが多いと言われるNEWSにピッタリなのだけど、年齢を重ねるにつれて自信と男らしさ、そして少しの強引さを上乗せしてくるので困る。嘘、困らない大好き。
お相手はいますか?
お に詰め込まれたもの欲しそうな感じと
野暮だろう?
で歌い上げる男くささ。そして語尾で少しだけ感じる切なそうな声…えrrrrっろ!!!!!!
カジノドライブ
かっじーのーどらああいぶ
に詰め込まれた色気の量。規格外である。聞いてるだけで頭がくらくらしてくる。増田さんのエロさは、男性ホルモンが漏れてる系先天性のエロさなので本能が反応してしまう。わたしも人間なので仕方がないですね!
二番パートの
確かめたいんだいいだろう?
が結局のところ自信満々じゃんずるい…わかってるくせになんで聞くの…?
そろそろ身にまとっているものはすべて剥ぎ取りたくなる衝動に駆られる。というか、二番のほうがいろいろとあったまってきているので、5倍は増してエロい。全部増田さんのえっちな歌声のせいだ。風邪でもひいたらどうしてくれる。でも体温もぶちあがっているので絶対に風邪などひかぬ。
ちなみにシゲの
俺の胸で眠ればいい
でダメ押しされてる感もある。オスオスしい…もうだめだ、脱ぐわ。
インビジブルダンジョン
ここが一つ目の山場だ(断言)
洋楽テイストも感じるメロウなイントロが心地よく流れたと思えば、Bメロからはフロアな雰囲気。ここの三連符がさいっこうにかっこいい。
サビにたどり着いた時の体が勝手に揺れてしまうようなテンポ。何をとってもおしゃれで最高。
m-floチームが作ってくれる、昔からあるおしゃれなサウンドに、好きな声がもりもり乗ってくるので聞くたび好きになる。
サビの声の厚みが最高のNEWS。本当に四人だけで歌ってるのか毎度疑いたくなるほど声の厚みと奥行きが天才的。サビまでは全編誰かしらのソロで展開し、サビでやっと四声が出会った時の爆発的な魅力。これってNEWSそのもののよう。普段は個々の仕事を充実させ、コンサートなんかで四人が集まったとき、それはそれは素晴らしいものが生まれる。
さて、ここでまた新たな増田貴久が登場する。
今作では初のラップ。
増田さんは低音のラップも披露したことがあるが、私はとにかく中音~高音で、かつゆったりと流れるようなメロウなラップの増田さんが大好き。
彼の声のまろやかさにすごくマッチしてて、暖かくて気持ちのいいところでじわじわと…だけど明確な意思を持って畳みかけてくる感じが最高。洋楽っぽいラップがとにかく似合う。(というかこれってラップということであってるのか??)
サビでも増田さんの高音がスッと入ってくるタイミングがあるのだけど、存在感があるのに後ろで流れるおしゃれな音とマッチしすぎて、まるで新種の楽器のよう。
二番は一番よりもスピード感が出ているので完全に増田さんのペースにはまってしまった錯覚に陥る。
落ちサビでテゴシゲのハモリがあるのだけど、この二声は本当に魅力的。シゲの独特で色気のある声に、濁りのないクリアなてごちゃんの声が一つになったときのハッとさせられる感覚は何度巡り合ってもとりこになる。
SPIRIT
やっとSPIRITが音源化されたぞーーーーーーー!!!!!!!!
この時を待ってた!!!CWCのテーマソングとして発表されたにもかかわらず音沙汰なし…そのうえカウコンでジュニアを引き連れた目まぐるしくも美しいフォーメーションのダンスを披露しておいてその時は音源化未定だったんだから…聞きたくても聞けない…早く手元に欲しい…だけどできれば歌番組で披露してほしい…シングル化してくれ…と思っていたらしれっとアルバムに収録されて、「BLUEもあるのに!?サッカーソング2曲??」って思ってたけど、この曲の前のinterを聞いたら納得した。ここはサッカーソングが二曲あるからこそできたブロックだと。
波…というか風のような疾走感があるにもかかわらず、吹き抜けていく感じとは違う。
どこまでも続いていく爽やかさを放っているのが、SPIRITの増田さん。
勝ちへの大きな一歩 そう夢はgoes on
に私の大好きな歌声が詰まっている。
優しくて 強くて 大きくて まあるい、増田さんの歌声。
向かっていく強さとは違う、そこに存在してくれる切り札のような強さを秘めた増田さんの歌声。
SPIRITのラップは前半が高音で、後半は中音構成なのだけど、前半はオクターブ下の低音も効いてる。低音も増田さんなのかな…自信がないけど、ここも大好きなポイント。
高音だけだと美しい仕上がりになるんだろうけど、低音も響くからこそ重みや地に足をつけている感じが出てて、勝手に励まされる気持ちになる。
SPIRITで特筆すべきは何といってもAメロのコヤシゲハモ。
とにかく私は小山さんの下ハモ(特にオク下ハモ)を推している。
下からしっかりと支えてくれる小山さんのハモリを今後も全面的に推していきたい。
FIGHTERS.COM
増田さんがやばいやつだ!!!!サングラスして歌いそうだ!!!!!!!!!!!
そして前言撤回!!!!!ゴリゴリのラップの増田さん、しびれるかっこよさでした思い出した!!!!!!!!!!!!!
これは性癖の話になるのですが、この手のごりごり系に増田さんの声が乗るの、実に興奮する。
というのも、増田さんの声は決してロック向きじゃないと思うんですよね。まあるくて温かみのある声を得意としてるのかなって思ってるので。でもそんなお上品で気高いと感じていた声が、こんなにもドスとがなりをまとって登場するなんて、そのギャップでめまいがしてくる。そしてアイドルとして様々なジャンルの音楽を発表できる立場にいるからこそ巡り合える歌声なんだろうな、と思うとアイドル業の増田さん尊い…とかアイドル万歳…!!!とか思ってしまうんですよね。ほんと、ぜんっぜんそんな歌じゃないんですけどっ!!!!普段は優しくておっとりしてる人かと思ったらステージは超激しかったのを目撃してしまった、的興奮。
てごちゃんのロックが似合う声とは相反するからこその興奮もある。四人でうたうからこそ個性が立つわけだけど、その中でもひときわロックとは遠いところにいるからこその興奮。ラスボス的な毒っけというか、ジョーカー、切り札…増田さんのアウトローにすら感じる声が絶品。
Digital Love
今作1のリア恋枠。
サビまで増田さんは登場しないのだけど、満を辞して登場した時の破壊力たるや…
30代前半独身男性と恋をしたらこんな感じだったんだろうか…優しさと落ち着きと体温で包み込むような甘い歌声。
この歌声は余裕を感じられて大変に興奮する。
ハイテンション Pick you up
の音が絶妙な低さ。私が増田さんのことを大好きなの知ってて、優しくしてくれて、でも時々意地悪言うけど最後は結局2人で楽しいねって笑いあえそう…これが幸せなんだ…!!これは…貴くん…!!!@NEWSに恋して(まだワンフレーズしか歌ってない)
宇宙旅行のサプライズ
タイムマシーンでDriving
二人だけの世界
“宇宙旅行”“サプライズ”“Driving”の単語でどんどん脳みそが溶けてくる…
心拍数が上がるし耳は熱いし口元は歪む。たすけて…だけど体温は上がるから風邪も引かないし、多少の肩こりなら脳から削除されます。これは紛れもなく恋なので。健康になれる。
No turning back!!
ここで貴くんがオトコノコだったことを思い出し撃沈。
曲自体は少し懐かしい雰囲気。2000年代前半のジャニーズのカップリングとかにありそう。
リボン
一番の衝撃は間違いなくリボン。
可愛らしいタイトルとは裏腹に、この世の切ない音を全部つなぎ合わせたかのようなメロディ。そして、歌い出し…。
「いや、誰!!???」って一瞬思ってしまった。歌い出しの担当は紛れもなく増田さんのはずなんだけど、なんなんだこの歌声は…はじめまして…???
前の曲からの振り幅があまりにも大きすぎる。どこにこんな声隠してた??
前の音をそのまま引き継いでいくとても粘度の高い歌声。
駐車場見ていた桜
の“しゃ”“た”“ら”。この『あ』の音がもう本当にすごい。増田さんのア行って、私の頭を抱えさせる天才なんですよ。人間って、『あ』だけでこんなにも情景や感情を示すことができるの、増田担になるまで知らなかった…悲しみのどん底よりも、数歩進んだところにある懐かしむ切なさ。それがこのワンフレーズの『あ』に詰まってる。
右手にはあなたの手
“て”“た”“て”のタ行は発する音の一番最初に耳に届く音がすごく印象的。舌が上顎から離れる瞬間を感じ取れるので控えめに言って麻薬。増田さん口腔内が広そうだし舌も大きいからかな。頭の中で何かが分泌されていくのが病みつきになる。
ちょっとしたことで 僕のことを
“こ”“く”“こ”のカ行。増田さんのリボンにおけるカ行はやばい。逃げろ、ここは危険だ。
ゆったりとしたテンポで歌われるからこそ生きるカ行+母音。
後を引く、諦めの悪いか行が愛おしくてたまらない…。未練タラタラなカ行。
優しいと言ったね
の、優しさ。どれだけの愛おしさを込めて“優しい”と歌ったのだろう…増田さんの表現力と音の切なさが波のように襲ってきて、涙が次々に溢れる。
サビ、
まだなにひとつ なにひとつ
の“な”!!!!!増田さんのフレーズでスコン!と一音飛び上がる音階が大大大好物なんだけど、カチッとその音にたどり着くのが最高に気持ちいいし、純粋に…それはそれはシンプルに「歌が上手い…」って言葉しか出ない。歌い上げる時の顔ももれなく好き。隠してきた寂しさをぶつけるようにそこに当てる歌声を抱きしめたい。この“な”は飾り気が無くてものすごく人間らしい等身大の主人公だと感じる。
リボンかけて 返せない
から感じる暗い未来や絶望、諦めが、前フレーズで感情的になったことに相反する印象になるのも相当ゾクゾクする。
この後、増田さんのAh〜が入るわけだけど、これがまたとんでもない切なさ。
CASINO DRIVEでも切なさというワードを使ったけど、これはそんなんじゃない。悲しみが同居した方の切なさ。特に一番最初の“あ”にたどり着くまでの音がとてもじゃないけど軽い気持ちじゃ聞けない。弱ってる時に聞いたらえらいことになる。増田貴久怖い。声の表情を何パターン持っているのか計り知れない。そしてきっとまだまだ隠し持ってるし、バリエーションは増える。これは確信のある予言です。
サンタのいないクリスマス
1992年冬のヒットソングだよね???Mステでやってるやつに出てきてない???小学生に映像見せたら『あーー!!これうちのお母さんメッチャ好きなやつ!!ギャーギャー!!!!』ってなるやつやんな???(?????)
90年代のラブソングを歌う自担が性癖の増田担なので、懐メロ調なので曲からして大好き!
90年代の恋人たちに謎の憧れがあるので。ケータイも無いしSNSも無い時代のカップルってなんだか儚いのに、おおよそは近代的なところがロマンチックだなあって思う。
この増田さんは NEWSのまっすー(32)を感じさせる。ポップだけど確実に大人の増田さん。
一番と二番にそれぞれソロパートがあるのだけど、この聞かせ方、尋常じゃ無いなと思う。
そう、泣いたって 笑いあって
支え合った日は 雪に消える
は幸せ(だった)成分が多く含まれている。そしてほんの少しの切なさと。
もう、毎年こうやって
歳を重ねてく気がしていた
までくると、ほんの少しの切なさがどんどん濃くなって幸せ(だった)成分の方が薄くなる。
気がしていた までくると、いよいよ悲しくなってくる。
相反する感情がなんで同居できんの…増田シェアハウスの容量すごすぎ。
ちなみにだけど、
シゲも90年代のラブソングがすごく似合う。
私の「自分の好き曲を自分の好きな声で聴きたい」という理想を押し付けた増田さんへの感情とは少し違って、『もう何年も経ったけど、あの頃は幸せだったな』って過去を振り返ってるようにラブソングを歌うシゲアキが好き。と言うかシゲが歌うラブソングはだいたいこれに変換されてしまう。現在進行形の幸せじゃなく、紛れもなくあった過去の幸せを歌ってるとしたら最高に滾るので…ただの癖なんだけど。なので変換せずとも90年代み、過去を引きずるラブソングがいっぺんに耳に届くのでとてもお得(?)
本当はこの他にもシングル化されているBLUE、「生きろ」、「生きろ」スペシャルボックスにのみ収録され、今回新たなアレンジが加わったStrawberryも収録されてて、どれもまた違う表情なんだけど、アルバムに新録されたものだけピックアップして好き放題喋ってみた。
書いてみて改めて感じたけど、やっぱり増田さんの表現力ってズバ抜けてると思う。
そもそも表現力って何?数値化できないものを褒めるってなんなの?って何年もずっと思ってたけど、増田担になったいま、表現力と言う言葉は蔑ろに出来なくなってしまった。
増田さんが歌に込めた気持ちを、寸分の狂いなく説明するのは無理だ。不可能。増田さんすらも気付いてない深層心理もあるかも。だけど「わたしが増田さんの声から感じ取った成分」を好き勝手に話すのは増田担であるわたしの特権だ。彼の声に惚れ込んだものだからこそなしえるオタクの業なのだ。
いつか増田さんのこのフレーズのこの音!最高じゃない!?ってのを延々と語るブログを書けたらいいなって何年も温めてたネタだったんだけど、書き始めて痛感した。わたし、増田さんの歌声を言葉にできるほど語彙力無かった(絶望)
なのであとは聞いてください(投げた…!!)
今回増田さんの歌声についてばかり書いたけど、もちろん他のメンバーの歌声だって素晴らしいし、それぞれの声の重なりもめちゃくちゃに楽しい。あと、冒頭に貼り付けた公式の煽り文句、そしてアルバム自体を手にしたオタクたちが「そもそもWORLDISTAってなんなん??NEWSの立ち位置どこなん???」的な謎に突入したものの、それぞれの見解をぶちまけていいよ!って公式が言ってくれてるので(多分)#想像することがみちしるべ のタグがかなり壮大な感じになってきている。我こそはその謎を解いてみせよう!ってかたは是非参戦していただきたい。
わたし?わたしはバウリー(熱量)がウリのオタクなので、みんなの考察を眺めながら、今日も「は〜!!!増田さんの歌声、本当に素敵〜!大好き〜!!!」
って元気にのたうちまわってます。
早くコンサート始まらないかな〜!!!!!