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Huluで増田貴久の素晴らしさを再発見した

先週日曜22時からスタートした、日テレ系連続テレビドラマ「ゼロ〜一獲千金ゲーム〜」

ゼロ 一獲千金ゲーム|日本テレビ


NEWS加藤シゲアキが、プライム帯では初の主演という事、そしてNEWSのメンバーが全員友情出演することが発表されて、シゲ担はもちろんNEWS担もみな浮き足立っていた。
ドラマ本編に出演させてもらえるなんて…!!嬉しい!シゲちゃん、すごい仕事を掴んでくれてありがとう!!と思っていたのだけど、ドラマ開始直前に、「メンバー主演のスピンオフ作品をそれぞれHuluにて配信する」とのニュースが舞い込んだ。ドラマ終了後に配信されるとお知らせされたスピンオフは増田さんがトップバッター。主演…なんと甘美な響き…というか増田さんは今現在座長である。(舞台Only  Youは絶賛上演中!尚チケットも絶賛争奪戦中)

座長で主演て…まさに盆と正月がいっぺんにきたゼロ初回放送日、私は気を狂わせていた。そのスピンオフ作品の出来栄えにノックアウトしていた。正直、15分程度のサラッとした話だろうとタカをくくっていたにも関わらず、蓋を開けてみると30分越えでしっかりとストーリーもキャラも確立されており、何より増田さんの演技に圧倒された。とにかく圧巻の30分だったので、どのくらいすごいことが起きていたのか話してみたいと思う。

 

高校時代、宇海零 (加藤シゲアキ) に何もかも負け続けたという苦い過去を抱える山口カズヤ (増田貴久) は、今やIT企業の天才エンジニアとして注目を浴びていた。新しい部署のリーダーにも抜擢され、思いを寄せる上司の宮本亜里沙 (貫地谷しほり) から二人きりで祝ってもらう。しかし、ある日アメリカからヘッドハンティングされてきた向井シオン (渡辺大) が入社。仲間の能力を認めないカズヤとは対照的に、シオンはリーダー就任をかけた全員参加の社内コンペを企画して職場を活気づける。負けられないと焦るカズヤは、コンペに向け連日徹夜で頑張るが、次第に行き詰まっていく。「俺は必死でやってきた。アイツに勝つために」追い詰められたカズヤの脳裏に再び零との屈辱の記憶が蘇り…。

この説明の上の画像をタップすると、そこは見たことのない増田貴久ワールドが広がっていた…

 

目と表情の演技がすごい
NEWS担になって丸2年。コーナーや単発バラエティで増田さんの演技を見ることはあったけどここまでしっかりとドラマ仕立てになっていて増田貴久から完全に離れて演技してるところをリアルタイムで見るのは、ほぼ初めてのこと。
先週、主演舞台であるOnly Youを観劇した時も思ったのだけど、増田さん、目や表情の演技が素晴らしい…!!!
今回、悪気のない嫌なやつを演じているのだけど
高校の同級生と集まって飲んでいる時、何気なくその場の空気を凍らせるような言葉を放つシーン。あれは狙った嫌味や皮肉ではなく天然物だと解釈したのだけど、その理由に間違いなくそのシーンの目の演技がある。
目も表情も、恐ろしく無垢。あまりにも真っ直ぐに同級生達の心をザクザク削るようなことを言うもんだから、本当に悪気なく言ってる…この子かわいそうに…と思ってしまう。
お手洗いに立った後なのかな?同級生に陰口を叩かれているのを聞いてしまうんだけど、純粋に「はっ?なんで?」って顔をしているように見えて切なくなる。
チームリーダーに抜擢されるから、という理由で新チームへ移動したにも関わらず、リーダーをコンペで決めると向井が言い出した時のイラつきなんかもすごく目に出ていたなあ。
普段の働きぶりがあまり描かれなかったけど、きっと元いたチームでは自分が天才扱いされていて気持ちよく仕事をしていたんだろう。高校時代の傷を乗り越えて“感じのいい天才”を装っていたのかも。だからこそ、あの表情はかなり刺さる。
コンペに向けて、チーム全員で企画を練るシーンがあるのだけど、その時の目がすごく良かった。
1つのテーブルにそれぞれがノートパソコンを広げて企画を練るシーン。
皆が集中してパソコンに向かっているのに、やたらと唸る独り言がうるさい同僚に向けた冷たい視線が完璧…!!
「うるせーな、黙ってやれよ」と言わんばかりの表情。最高。
その後向井がその同僚を手伝うところは「なんで手伝う?お前だって企画を出さないとダメだろう?」とでも言いたげなお顔。この向井というライバル、天才帰国子女のせいか増田さん演じる完全努力型のカズヤとは何もかもが正反対。いいものを作り上げようと誰に対しても壁を作らない向井と、「俺がやってやる」と一人で突っ走るカズヤ。この対比もまた、向井はフランクでめっちゃいい人なのに…カズヤ…なかなか最低で苦しい…というオタク心を煽る最高のライバルなのだけど、そんな向井の言動がまるで理解できないと言った表情が天才だった…!!
そんな向井に少しずつ心を許し始める同僚達と、相変わらず相容れないカズヤ。切ない…孤立しちゃう…かわいそう…。
ある日、そんな向井のパソコンを盗み見る場面があるのだけど、なぜかパソコンの中の企画フォルダはまっさら。「人のことばっかで自分はゼロかよ…」と呟く。浅はかさや傲慢さ、プライドの高さを感じ取れる表情が最高にゾクゾクする。増田さんすごい…!増田さんの演技からこんなにもカズヤの嫌なやつっぷりが伝わってるよ!って気持ちと、増田さんの顔をしたカズヤ最低…最低すぎてつらい…かわいそう…ってオタク心でグラグラになる。
徹夜続きのせいで、会社で眠ってしまい、向井に起こされた時、何かあればいつでも手伝うと申し出た向井の手を振り払ったところの苛立ちと、やってしまった…!と言う後悔の念が混じり合った複雑な目線も最高に良い…これはドラマだからこそ見れた視線…ドラマって本当にありがたい…。
「用がないなら邪魔なんで帰って欲しいかな」と、苛立ちからありさを突き放すようなことを言った時の顔と目がすごいの。嫌いなわけじゃないんだけど今はそばに居られると困る。好きだから、精一杯優しくしたいけどパソコンから目線を外すことなくぶっきらぼうに言い放ってしまう…その全てがセリフが始まった時に揺れる視線に詰まってる…すごく生々しい目線だった…。
ありさが置いたコーヒーにハッとする目も、「言ってしまった…!」と焦る目も、「このコンペに勝ったら〜」のすがるような目も、「あなたに証明してみせる」の意思のこもった目も、全部増田さん1人の目の話で、たった2つしかないおめめが数秒間でころころと印象を変えてやってくる。
結局のところコンペは惨敗で、向井がチームリーダーに抜擢されるのだけど、もちろん納得いかないカズヤは「化けの皮をはがしてやる」とプールでリベンジマッチしろと突きつける。どんだけ負けず嫌いなの…負けたって勝ったって増田さんが頑張ったんだから私は好きだよ…(涙)あっ、違う、これは増田さん演じるカズヤなんだった危ない。って感覚がどんどん混濁してくる。
プールでのリベンジマッチはカズヤが向井に勝利するのだけど、勝った後のカズヤが最低で最高…!!
完全に勝ち誇った顔でカッコ悪い言い訳をツラツラと並べる。痛い…心が痛い…違うこれは増田さんが言ってる訳じゃない…カズヤなんだ…だけどこの痛みも増田さんの演技力から来るもの…だったらいくらでもズタズタにしてくれ…これは!意味のある傷…!!!なんて訳のわからない思考に到達するのもこの頃。
あまりにも支離滅裂な言い訳を並べるのであんなにも歩み寄ろうとしてくれていた向井にすら突き放されてしまう。あーしんど。しんどい。私でよければいくらでも話聞くし一生励ますのに。つらい。
向井には突き放され、挙句憧れのありさすらもライバルに取られそうになり、感情を爆発させる。結局化けの皮を剥がされたのはカズヤだったんだよね…。
ありさを問い詰めるシーンの甘えるような目線がすごく印象深い。
この後、「一度や二度…?」のセリフで完全に切り替わる。
狂ったように憧れの先輩に喚き散らすシーンはまさに圧巻。
「悲しみ」「怒り」「絶望」「虚しさ」「恥ずかしさ」全部が同居したような表情で怒鳴る。
普通に考えて、あんなにどっしりした体型の男の人が喚いてたら怖い。
恐ろしいと感じた。プライドをズタズタにされてすべての責任を周りに転嫁しまくる。そして自分を理解できないやつはカスばっかりだと叫ぶ。過去の傷を乗り越えて築き上げてきた実績や信頼、居場所を奪われたと言わんばかりに怒る。足元がガラガラと崩れ落ちていくのが怖くて泣いてるみたいだ。そのくらいの気迫に満ちた表情。
「俺は誰にも負けてなんかいない」でみせる虚ろな目なんかすごく苦しくなる。
正直見てるこっちもかなりカロリーを消費するくらいの圧。
だから見終わった後、ヘロヘロになると思うでしょ。実はそうでもない。
なぜなら!!!サービスカットが満載!!だから!!!で!!!す!!!!!!!!!

 

 

サービスカット満載
上司に憧れる天才というシチュエーション
バーカウンター
残業中のオフィス
高校時代の回想シーン…etc
とにかくサービスカットが多い。しかもどっちかというとダークサイドなやつ。
残業中のオフィス、バーカウンターは幸せなのも辛いのもどちらも描かれていて、その対比が最高にそそる。
残業中、ありさにコーヒーを差し入れてもらったのも、仕事が行き詰まって「用がないなら帰って欲しいかな」と冷たく言ってしまったのも、イラついて山積みの資料に八つ当たりしたのも、全部、人がいなくて灯の少ないオフィスだったし、
初めてありさに好きな気持ちを打ち明けたのも、ピスタチオの殻を散らかしてずっとありさを待っていたのもバーだった。
シゲ演じる零(ゼロ)とは高校の同級生なので当時の回想シーンもある。どっちも30越えとは思えぬフレッシュさ…増田さんの髪色に配慮したのか、回想シーンは全てモノクロなのも、カズヤにとってあまり良い思い出でないことを表現しているようでまた、切なさを加速する。
なんてね、真面目ぶって書いてるけどね、何が1番たまげたかってプールですよプール。プールのシーンでした、はいはい自担の裸に気を狂わせて何か問題でもありますかね!!!???(??)

プールって何!???!?!?てゆうか脱ぐなんて聞いてない!!!!!!!知らなかったえっどうしようとりあえず一時停止!!!!!!!!!!!!!!
と、取り乱したのは絶対に私だけではない。自信がある。
なぜここまで取り乱すかというと明確な理由がある。
まず、増田さんが人前で脱ぐのは一年ぶりなのだ。しかも前作は雑誌の企画だった。それに、「多分脱ぐであろう」確信めいたものをみんな持っていて、その上での雑誌発売だったので「やっぱり脱いだ!!!ヤバイ!!!!」とセオリー通り取り乱した。
第2に、動画で脱ぐのはおよそ2年ぶりというブランク(我々の)。
最後は2年前の秋、ゼウスで脱いだ時以来の動く自担の裸だ。取り乱さないわけがない。ましてや増田貴久である。
まっすー♡かわいい♡期はとうの昔に置いてきた。「増田さんの体はえっちすぎる」と真顔で話し合えるほど、増田さんの色気たっぷりボディに私は骨抜きなのだ。体目当てのオタクと自信を持って名乗るほど、増田さんの胸板が好きだ。
これらを踏まえてもう一度考えて欲しい。予告なしに、動画で、突然プールに飛び込む自担(水泳キャップがピターーーなっているのでギャンっと上がった眉毛が愛おしいの塊だとか、美的のバキバキボディも好きだったけどいい具合に柔らかそうな肉感になっていたとか、まあなんかその他諸々(濁し)を加味して)を見た私、とても生きてられない。なんなら、これを見たオタクへのメッセージが「生きろ」なんだな、と解釈した。だけど生きられません無理です!!!!脱ぐなら言ってよ心の準備が…あぁぁぁ…
なんならプールのシーン、一回じゃない。生きられない。
ぶっちゃけシャワーのシーンもある。生きてられるわけない。決してジャニーズ体型(がどんなものなのか定義はないけど)ではない増田貴久の体を見て欲しい…ここに生々しい色気がある…
冗談抜きにしてこれで元取れる。マジで。そのくらい増田さんの上半身には価値があるし、それに加えて意外な程の演技力を突きつけられるのだから実質タダ。
ちなみにこのプールのシーン、一番最初に向井と出会うのもプールだったけどその時はあっさり負けを認めて「負けちゃった」と笑う。最後のプールも笑っているけどその笑顔の意味合いがまるで違って相当ゾクゾクする。 

 

 

舞台ももちろんそうなのだけど、私はずっとこんな増田さんを見てみたかった。あまりにも当たり前にこの願いを持っていたので理由がわからなかったけど、今回カズヤの「目と表情」を見てハッとした。
Thunder(最新アルバムEPCOTIA収録のソロ曲)の時、私はすでにわかってたんだ。彼の表現力の素晴らしさを。
Thunderは、「増田貴久の表現者としての勝利」というところでケリをつけた。彼は歌っている時からそもそも役者な時がある。最近雑誌のインタビューで「どの目線から歌っているのかを考えている」というようなフレーズが出ていたが、増田さんはこの上ない“案内人”だと思う。
増田さんが歌う曲も、見せてくれるステージも、絶対に私とは違う世界でできている。現実と非現実。異なる2つの世界の橋渡しをしてくれるのは増田さんなんだ。それは私の思う最高の表現者なのではないかなと思う。
だから彼の表現する世界に魅了されるんだろう。引き込まれて、簡単には帰ってこれなくなる。

そして、2018年の夏、
大人が増田さんにやらせてみたいこと
増田さんがやろうと決めたこと
オタクがずっと見たくて欲しかったもの。
この3つのバランスが絶妙にマッチしたのかなあと思う。
オタクをやってて、これ程までに需要と供給がマッチする瞬間をあとどのくらい体感できるのだろうか。
まさに今、増田担で良かったと一番声を張り上げる。
奇跡的なこの瞬間を大切にしたいと思うし次に繋げたい。決して一度きりの夏になることのないよう、できることは悔いなくやろうと決意するスピンオフドラマでした。

今回のHulu配信や、NEWSに恋してという恋愛ゲームアプリから察するに、NEWSは今後も課金コンテンツに力を入れていくんだろう。
テレビやCDを買うよりもハードルが上がることは間違いないのだけど、このクオリティを見れば「お金がかかって当然」とも思う。
むしろ課金コンテンツだからこそ、ここまでのものを提供してもらえるのだろう。あまりこちらも慣れていないのだけど、それはきっと制作サイドも同じ。V6の戦略に似ているとよく言われるけれど、あの成功例を見ているとこちらも絶対に成功させたいと強く思う。
時代の波をしっかりと掴み、NEWSが活躍できるフィールドを確保できるよう、日々オタクもアップデートを繰り返していかないとなあと思う。
こんな話をすると、「まだ学生でお金がなくて…」っていう意見が必ずと言っていいほど出てくる。
だけどHuluはコンビニでチケットを買えるし、

Hulu(フールー)チケット|Hulu(フールー)公式サイト

NEWSに恋してもコンビニや家電量販店なんかでカードを買って課金することもできる。

App Store & iTunes ギフトカード、Apple Music ギフトカード、コンテンツコードを使う - Apple サポート

Google Play ギフトカード: 店舗を探す。

実はCDより安い単価から始めることができるのも、この類のコンテンツの魅力なのかなと思う。Huluはアニメからドラマまでとても多様なジャンルが配信されているので、ゼロを楽しんだ後も他の映像を楽しむことができる。こんな風にオススメできるのはとてもありがたい。NEWSに恋しては課金しなくてもゲームはできる。そして、ゲームに課金というとどうしてもハードルが上がってしまうが、iTunes Storeで音楽サービスを利用するのと感覚や方法は同じだ。
「大人向け」がどうしても多くなってしまったNEWSの売り方だけど、私が学生だったら、こんな風に楽しむかなと想像する。
限られたお金でオタクをやると、1つ1つに思い入れが強くなって、ガツガツ消費できる大人とは違う宝物を手にすることができる喜びを私はよく知っているから応援したい。
私もね、そんな時代があったから痛いほどよくわかるよ。逆に、若い時にこんな経験をしておくと、「私は私、あの人はあの人」と言うオタクイズムが育っていいのかなあとも思う。自分がそうだったので。
だけどどちらも間違いなく「NEWSのファン」なので自分が一番楽しくて、長く好きでい続けられるところを、みんなで見つけられたらいいね!!!
Huluのリンクを貼っておくのでHuluユーザーは即見てください!!

Huluオリジナルストーリー|ゼロ 一獲千金ゲーム|日本テレビ
本編も配信されているので、本編で加藤シゲアキの顔面力にうっとりしてから増田貴久の目を見て圧倒されていただきたい。
Huluを使ったことがない方は、これを機会に登録してみるのもいいかもしれません。
なぜなら!!!初回は2週間無料なので!!!!!!!!!!!
2週間あれば本編もスピンオフも見れるはず!!他のメンバーのスピンオフがいつ配信されるかは発表されていないので、もしかしたら2週間後になるかも…でも増田さんのスピンオフがいつまで見れるかもわからないのでこの機を逃すことのないよう、見ていただけたら!!!嬉しいです!!!!!

では、本日のカズヤくんを堪能してまいります。