食わず嫌い記録

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NEWSの新曲「BLUE」は通常版がいいぞ

サッカー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとうございます〜〜〜!!!!!!!!!!

試合後インタビューで長谷部選手が述べた

「これが勝負の世界」

の言葉を聞いて痺れた〜!!!
スポーツのことはあまり良くわかってないのだけど、国を背負って戦う選手たちの気持ちを思うと、あの状況で本当に良く頑張ってくれましたね…!と感謝の気持ちを述べずにはいられないし、次の試合では良い雰囲気で闘えるよう祈るばかり。

さて、そんな大盛り上がりのW杯、日本テレビのテーマソングでもあるNEWSのBLUEがついに!やっと!リリースされました!!!!!!!

こっちもおめでとう!!!無事に発売されて良かった〜♡
いつものように初回盤A、初回盤B、そして通常盤の3形態が発売されたのですが、その中でも通常盤の出来栄えが素晴らしかったので僭越ながらご紹介させていただきます。
これがジャニーズシングルの通常盤で良いのかよ…という感じなので、その手に取って、驚いていただけたら嬉しいです!!

 

1.BLUE

作詞:ヒロイズム
作曲:ヒロイズム

 

壮大なアイーダのコーラスから始まるBLUE。

まさにサッカーのために作られた曲だと否が応でも思い知らされる。誰もが知っているメロディなので、親しみを感じられていいなあと思う。

想いはせ 黄昏蹴った

このパートの手越くんの歌声、内に秘めた熱いものが見え隠れするようですごくかっこいい。虎視眈々と高みを目指すような、能ある鷹は爪を隠すというような余裕のある歌声。とても期待が高まる。

 

青い鳥、地球、サファイア
空、海、揺れるツユクサ

疾走感溢れるメロディーに乗せて「青く美しいもの」を挙げていく加藤シゲアキ。“揺れるツユクサ”のワードなんかシゲの聡明さが前面に出てて最高にマッチした歌割り。

想いがONE(ひとつ)になる

ONEと書いてひとつと読む。これは前回W杯テーマソングONE-for the win-になぞらえたものだろう。なんてエモーショナルな繋がり…!!
長年NEWSに楽曲提供してくれるヒロイズムさんあっての歌詞なのかと思うとありがたい気持ちでいっぱい。

Bメロからコーラスとリズムが追加され、疾走感に加え、音の力がどんどん強くなってくる。
そこに乗るはNEWSのリーダー、小山慶一郎の歌声。今ツアーで小山慶一郎の低音強火担を名乗ることにしたくらい、小山慶一郎の低音には信頼を寄せているけど、重厚な音×小山慶一郎もすごく良かった。強くなっていくサウンドでもブレない歌声がなんとも言えない安心感を与えてくれる。さすがリーダー!!!!

Bメロ後半から、細かくリズムを刻む音が加えられてサウンドはまたひとつ煌びやかになる。
サビに向かっていく高揚感の中、丁寧に

這いつくばって昇ろう

さあ頂へ

と泥臭く、非常に諦めの悪そうなパートを歌うのが私の自担、増田貴久。最高。


全員の顔面が良過ぎるくらい、イケメン集団のNEWSなのですが、ファンはもちろんNEWS自体もNEWSを絶対に諦めないと言うしぶとさを持つグループなので、NEWSがこんな風に泥臭い歌詞を歌うとすごくグッとくる。

 

サビで何度か高い音でこちらを煽るように、だけどどこか導くように鳴り響く美しい音色。
これが全体の力強さをうまいこと中和して、繊細さを表現しているなあと感動する。和楽器をふんだんに使っているのでそもそもが「日本らしい」曲になってはいるのだけど、この高くて細い音からは日本独特の繊細さや職人気質なところ、凛とした美しさ。いろんなものが感じられてとてもお気に入り。

吠えろニッポン いざ行こう
立ち向かえ希望へ
攻めろニッポン さあ行こう
灯せ青い炎

未来を照らせよ
ナミダのその先へ
我がニッポン 羽ばたこう
魂のブルー
ニッポン

と、サビの歌詞が命令調なのも良いなあと思う。BLUEから発せられる力強さの要因は音の他にこの言葉遣いにあると思う。
4人全員の声のパワー、意志の強い歌詞、力強い音。全てが合流したサビがよく似合うのは、まさしく力強く戦う選手たちの走り回る映像だな、と思う。

力だ!強さだ!とここまで散々煽ったけれど、サビから煽り続けてくる細い音に乗せてメロウなラップが始まる。

Back to that “BLUE” so true!
はじめろすぐ
Like a morning glow
いくぞ Get on
いまだ最前へ 臨界点
越えてどこ行こう?
ただの青じゃない 夢じゃない
目指せ So top of the BLUE

ここ数年ラップパートを任される機会が多い増田さんがBLUEでもラップを担当。増田さんは粘度の高いラップやらせたら日本一だと思っているのでここだけでも是非聞いてほしい。

ニッポン、さあ行こう
立ち向かえ希望ヘ
ニッポン、さあ行こう
魂のブルー

大サビ前のテゴちゃんソロパート。ここを最高に推したい!!!!!!
このパート一番の魅力は「声の抑揚」
増田さんのラップからの温度を引き継ぎ、Aメロ同様に爪を隠して歌うものの、「魂のブルー」で一気に牙を剥く。このまま大サビに突入するわけだけど、そのフェイクの頼もしさたるや。「なんかわかんないけど勝てる気がする」と表現するのが1番しっくりくる。理由はいまいちわからないけど本能的に前を向ける。力がみなぎる。大丈夫な気がしてくる。
歌を大切にするグループらしい応援歌だなあとつくづく思うし、この曲が選手やサポーターの皆様の心に届けば嬉しいな。そしてテレビでたくさん聞いてくださっている方達にも、是非、フルでBLUEを聞いてこの力強さを共感できたらいいなあと思います。

 

2.Cascade

作詞 : Ryohei Yamamoto

作曲 : Ryohei Yamamoto/☆Taku Takahashi(m-flo)

 

ほんとうーーーーにm-flo御一行には頭が上がりません!!!!毎度毎度オシャレで私に突き刺さる音楽を提供してくださってありがとうございます!!!!!!!
大人と子供の境目を都合よくふらついていた時期、よく夜中に出歩いたりもしたけど、たぶん、あの夏、私のプレイヤーの中にこの曲は入っていた(時空の歪み発生中)
でもやっぱり「懐かしい」という気持ちを上回るのは「オシャレ…」という驚き。私がさした「あの夏」はもう10年くらい前のことだけど、Cascadeの制作陣も“らしさ”を残して“かっこよさ”をアップデートしててすごいなあ…といつも思う。
そしてとにかく夏の夜、車で聴きたい。ライトに照らされた道を見据えて、窓から入ってくるぬるい風を浴びる。カーステからこれが流れてきたら最高にオシャレな気分になれると思う。

 

3.夜よ踊れ

作詞:篠原とまと
作曲:伊藤賢・辻村有記

 

3分43秒の異次元体験。迷い込んでしまった不思議な世界。目まぐるしく展開していく空間。どの言葉もあまりしっくりこないな…。これらどの要素もあるし、何もない。なんと言えばいいのかわからない、私の中にこの曲をカテゴライズするフォルダは無い。
ボカロっぽい、と皆は口を揃えて言う。「ボカロってこんなにカッコよかったの!?」と口を突いて出た。
とにかく夜よ踊れの話がしたくてしたくてたまらない。こんな中毒性のある曲に出会うのはいつぶりだろう。EPCOTIA以来かなッ☆(ハッピー野郎)

テゴちゃんの歌い出しからサビに入る前まで鳴り続ける少し不気味で規則的な低音が絶好調で中毒症状を引き起こしている。
ずっとその音が欲しい…!!こんな気持ち初めて…。
「増田さんの声はまぁるくてあったかい」が合言葉のタイプの増田担なんだけど(なにそれ初めて言った)この手の音楽に増田さんの綺麗な声が乗った時の化学反応が私は大好き。(shockme、Dance in the dark、BLACK FIRE    etc…)
テゴマスの心地いい高音からシゲにバトンタッチ。ここのシゲパート終わりのフェイクがものすごい色気なので、シゲのこと考えながら聴いて欲しい。

急な坂を下り始めるかのごとくスピード感が出てくるサビ。
ここが私の心を掴んで一向に放してくれない。なんだ??この体が勝手に動くような感覚は????耳に馴染む高音、それを低く支える安心感のある低音、声が重なった厚み…。聞いたことのないような、オシャレな音…。
今はここのハモ構成を考えるのがとにかく楽しい。低音はきっと小山さんなんだろうな…本当に私は小山さんの下ハモが好きだなあ…。サビの前半後半で構成が変わってる気がする。
IT'S YOU(アルバムEPCOTIA収録)の時みたいに
加藤/増田/小山
加藤/手越/小山
の3人ずつで歌ってたりするのかな〜。(希望的観測)
“サビは全員で歌う”と言う概念に囚われない上に、年々ハモラインのバリエーションを増やしてくるので可能性がありすぎてわかんない!これが!どれだけ楽しくて幸せなことか!あー、本当にNEWSファンって楽しい…!!!
そこから畳み掛けるようなラップ。
小山さんのラップの聞き取りやすさに驚く。
滑舌が素晴らしすぎる…いや、いつも滑舌いいなと思ってたしすごいなって思ってる。思ってるんだけどラップにするとこんなに聞き取りやすいんだ…って改めて積み重ねてきたものの大きさを思い知ったな。慶ちゃんてすごいよねえほんと…。
小山さんを筆頭に、シゲ、増田さんのパートが入り混じってかけあいのようになっていくのだけど、

Side by side総員退避
勝敗はまだまだwhich?

テゴシゲ(手越&加藤)のオクターブのハモリが!!!!もう!!!好きなんです!!!!!!!!!!!!!!

入れ替わり立ち替わり、それぞれの声の良さを生かしたラップがカッコよくて慌てふためいていると

微笑みのマリアに
果てしない焦燥
聖母なんかいやしない

テゴちゃんの突き抜ける歌声でハッとする。歌姫かよ。平成最後のディーバか。最高。
そして夜よ踊れはオケもめちゃくちゃにカッコいい。オケがかっこいいと何が起きるか、カラオケバージョンが、すんごく楽しい…!!

BLUEにも共通しているけど音にかなりこだわって作ってもらったのか、声が無くても楽しめる。むしろ新たな音に気付いたりするのでカラオケも積極的に聞いている。

はっちゃけないともったいNOW
この瞬間を徹底HACK
絶叫しちゃつて無問題
爆音容赦無しスピーカー完全解放ROAR!!!!

その後の増田さんラップ、自担の喉に惚れ惚れする。こんな風に“出来ること”を増やして“武器”にしていく自担超かっこいい。

「君の、君の美貌が僕を狂わせた」

というシゲのセリフ。最初こそ「セ、セリフ入ってる…しかも囁く系だ、無理だこっちの気が狂う…」と思えるのだけど、これに関しては全力の「顔面美術館のシゲが言うな!!!!!!!!!!」をお送りしたい。我に返って考えてごらんよ、言ってんのシゲだよ。自分の姿を鏡で見て言ったのかな??????(納得)

照明落としてキスをしようよ
犯罪的なロマンスナイト

を高くも余裕のある声で歌う増田さんは余裕綽々で照明を落とす可能性しかないし、
低音でジワジワせまってくる小山さんには身を預けるしかない。なんかもう無理、コヤマスエロい。

音階外れたセレナーデ
裏切り者のチークダンス

この背中合わせの言葉を並べた歌詞がすごくすごく好き。
隠と陽、裏と表のようにギャップのあるものが並ぶとその対比に興奮する。
そしてこのパート、テゴシゲが歌ってるのが大正解。
さすが自分達を月と太陽と表現するだけのことはある。

 

初めてこの曲を聴き終えたあと、呆然とスピーカーを眺めていた。

これは一体何…??ちょっと、もう一回聞こう…とリピートを繰り返していくうちに少しずつ音と声が情報として入ってくる。

そして、少しずつ頭の中でこれを歌う4人が思い浮かぶ。あぁ、絶対にかっこいい。絶対に見たい。できれば味スタで。

 

 

カップリング含む三曲が収録されたBLUE通常盤。NEWSファンがNEWSとBLUEを愛しすぎた故、全国のCDショップの棚をかなりスカスカにしてしまったのですが、6/29日現在、再入荷の店舗が多いとのことです。ショップに行けばポスターが見られるかもしれないし、店舗によってはNEWSに特化したフリーペーパーを置いてあるそうです。

週末のお出かけの際は、CDショップに立ち寄ってみるとステキな出会いがあるかもしれませんね♡

そして、「良い歌を届けたい」といつも増田さんが言うように、私はBLUEを沢山の人に聞いていただきたいです。
純粋に「売れてほしい」と言う気持ちが無いわけではないのですが、1人が10枚買うよりも10人が一枚ずつ買って、10人の耳に届くのが私の理想です。ジャニーズのCDなのでジャケットもバッチリNEWSが写っていますし、iTunes等の配信もありません。レンタルに至るまではまだ少し時間がかかるかと思いますので、是非この週末、BLUEと共に過ごしていただければ光栄です♡
そして、日本代表が1つでも多く勝ち星を掴めるよう応援したいと思います。

 

 

BLUE(通常盤)

BLUE(通常盤)